2016年6月19日日曜日

もったいない引き分け(1対1 アルディージャ戦)

J1ファーストステージも大詰め。憲剛不在のフロンターレがアビスパと引き分けて首位をアントラーズに明け渡し、レッズは3連敗で優勝争いから完全に脱落した。そんな中F.マリノスはアウェーのアルディージャ戦で引き分け、9位へと一歩後退した。

 ハイライトのみからの感想だが、勿体無い試合だった。相手のGKが当たっていたこともあるが、前半の齋藤のシュート、後半の俊輔のFKなど何で入らなかったのか?家長一人の技術にやられた失点シーンもマークの受け渡しがきちんとされていれば別にやられることはなかっただろう。とにかく勿体無い。こうしたところを修正するのは難しいのだろうが・・・次節はFC東京とのホーム。セカンドステージに繋がる勝利で終わろう!

読了:
「現代思想史入門」(船木亨)

  • 19世紀後半から現在までの約150年間に出現した様々な思想(実存主義・構造主義・ポストモダン思想等など)を、単純に年代別に整理するのではなく、生命・精神・歴史・情報・暴力という5つのカテゴリーから整理しているのが本書の特徴。iPS細胞やITの発展といった現在進行形の課題をどう考えるか、についての示唆もある。入門ということで、個々の考え方についてコンパクトに整理されているのが良い。こうした現状を100年後、200年後の人々はどう整理するのか、と考えると面白い。(評価A)
「硝子の太陽Rouge」(誉田哲也)
  • 「姫川玲子」シリーズの最新刊。捜査一課に戻ってきた姫川が新たに直面したのは、アイドルグループのメンバー一家3人が残虐な手口で殺害されたという事件。手詰まりになった捜査を打開する可能性が出てきたところで、鍵を握りそうな人物が殺されて・・・<ジウ>サーガとのコラボレーションということなので、本書だけだと完全決着とはいかないが、菊田・ガンテツといった毎度おなじみのメンバーが期待通りの働きを見せる。もう一冊(Noir)の方も読むことにしよう。(評価A)
購入&読了:
「マスカレード・ホテル」(東野圭吾)
  • 入院中だった奥さんから「東野圭吾の本何か買ってきて」というリクエストがあって、これまで気になっていた本書を購入した。都内で連続して発生した殺人事件の現場に残されていたメッセージから割り出した次の殺人予告を未然に防ぐため、場所と考えられるシティホテルに刑事たちが潜り込む。フロントマンとして潜入した刑事と教育係のフロントクラークは如何にして真相に近づき、事件を防げるか・・・奥さんが読み終わって「面白かった」というので、読み始めたが、期待通りの面白さで一気に読み終えた。続編の「マスカレード・イブ」も買ってしまった。(評価A+)
購入:
「マスカレード・イブ」(東野圭吾)、「去年の冬 きみと別れ」(中村文則)、「硝子の太陽Noir」(誉田哲也)

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