2016年6月12日日曜日

これが現状

土曜日のフロンターレ戦。事情があって観戦できず、スカパーのザッピングで時々チェック+ハイライトで見るにとどまる。基本押し込まれる試合で、前半27分にミスから失点。ゴール前の混戦状態からつないでいくという判断はやはり誤りだろう。いずれにしてもシュート0本では・・・後半は少し良い時間も増えたが、喜田が小林を倒してPK献上。大久保にしっかり決められて0対2で敗戦。残念ながらこれが現状の実力差だろう。フロンターレの攻撃は長年熟成させてきたもので、両サイドのスピードと俊輔のパス頼みのマリノスでは歯が立たないという事だ。

前後するが、火曜日のキリンカップ決勝。日本代表はボスニア・ヘルツェゴビナに逆転負け、ここでも現在の実力を思い知らされた。相手はユーロ本選出場を逃し、来日したのも必ずしもフルメンバーとはいえないチーム。それでもゴール前の迫力は素晴らしいものがあった。対する日本は本田・香川抜き。それでも宇佐美と清武が絡むとゴールの予感がしたので攻撃陣は問題が少ない。課題は守備陣。アジアではなんとかなるだろうが、本大会を見据えるならCBをどうするか・・・

読了:
「王とライオン」(米澤穂信)

  • ネパールの国王一家が身内に銃撃され死亡する、2001年に実際に起こった悲劇の裏で起こったもう一つの殺人事件。新聞社を辞めてフリージャーナリストとなったばかりのヒロインがその謎を解いていく・・・カトマンズの街に行った気になる情景描写とタイトルの意味が分かる最終章の意外な展開。「満願」でもそうだったが、今回も「オチ」で驚かされた。流石に2年連続でミステリー3冠を制しただけのことがある。(評価A+)
購入:
「アテンション‐『注目』で人を動かす7つの新戦略」(ベン・バー)

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