2010年11月28日日曜日

連敗は脱出したけど・・・

マリノスはガンバに勝って連敗をストップ。ただ、今日の報道では松田に戦力外通告がなされたらしい。キャラが強すぎるところはあるが、長年マリノス一筋に戦ってきた選手であり、まさに今、中澤・栗原不在の中で守備の要になっているのに・・・他の選手への影響もありそうだし、来季に向け気になるところだ。4日の最終戦はやはり他の用事で行けそうにない。試合終了後どんなことが起きるのか???

アジア大会での男女アベック優勝は本当に良かった。男子については北朝鮮・韓国をUAEが破ってくれたお蔭もあるが、少なくとも今回の大会を通じ、UAE以外の中東のチームと中国には現時点でも実力差があることを証明できたのではないか。来年のオリンピック予選ではここにオーストラリアが入ってくる。香川抜きでも金崎、権田などのA代表経験者と大迫や宇佐美・小野たちなど有望な選手が増えて選考が難しくなってきたのは嬉しい誤算だ。是非オリンピック出場を途絶えさせることなく勝ち進んでほしいと今から思う。

読了:
「日本経済のウソ」(高橋洋一)
  • 日銀による金融政策の問題を説いた本の一冊。残念ながら国民新党を斬れない民主党政権では「まずは財政政策」という昔ながらの財政政策しか期待できない。ただ、中にはまっとうな議員もいるはずなので、こうした本をしっかり勉強して本当の経済対策を打ってほしいものだ。(評価A)
「経済古典は役に立つ」(竹中平蔵)
  • 竹中教授が経済史?とは誰もが思う疑問だろう。内容はいつもながら分かり易く、「問題解決のための書」としての古典という明確な位置づけには好感を持った。返す返すも2007年の安倍政権で改革にブレーキを踏んだことが惜しまれる。2007年7月の改造内閣発表翌日に著者に会った時非常に心配していたのを思い出した。(評価A)
購入&読了:
「『話し合い』の技術」(ウィリアム・L・ユーリ、ジーン・M・ブレット、ステファン・B・ゴールドバーグ)
  • 名著"Getting to Yes"の著者(ウィリアム・L・ユーリ)たちが1980年代に炭鉱を舞台に問題解決・ネゴシエーションのプラットフォームを創った過程をたどり、紛争解決の方法論を明らかにしている。IRP(利益―権利―権力)のモデルはシンプルだが、紛争解決に際しての有効なガイドになると思う。(評価A)
購入
"Power"(Jeffrey Pfeffer)、「ダメになる会社」(高橋伸夫)、「不合理だからすべてがうまくいく」(ダン・アリエリー)、「強さと脆さ」(ナシーム・ニコラス・タレブ)、「(新版)MBAビジネスプラン」(グロービス経営大学院)

2010年11月21日日曜日

アジア大会などなど

2週間ぶりのテニスで、体が痛い。多少は上達しているが毎週1回では限界もある。まあこれで満足しよう。

アジア大会の男子サッカーが準決勝に残ったのは朗報。来年のロンドン五輪予選を考える時、多くの選手がアジアの中で通用する事を証明できたと思う。このメンバーに金崎や宇佐美、指宿、大迫、できればマリノス小野などが加わる事で一層強くなってほしい。香川を予選に呼ぶ必要がない位のプレーを見せてくれ!

マリノスはここへきて痛すぎる連敗(天皇杯まで入れると3連敗)。やはりCB2枚が欠けた影響は大きい。もはやこれまでか?続投も決まったことだし、木村監督には思い切って若手で戦ってもらいたいような気もする。最終戦(アルディージャ)は見に行こうと思う。

バルサもレアル・マドリーも圧勝。次節(日本時間30日朝)はいよいよクラシコだ。DVDの予約を忘れないようにしよう。

読了:
「エグゼクティブの悪いくせ」(綱島邦夫)
  • 著者が上げる5つの悪いくせ①現場主義の理解の軽薄化、②長期的視点の欠落、③独自の工夫への過度なこだわり、④「企業は人なり」での思考停止、⑤率先垂範の悪循環はいくつかの点でわが社のような外資の日本支店にも当てはまる。企業文化ではなく、日本人エグゼクティブの考え方の問題だと考える。(評価A+)
「選択の科学」(シーナ・アイエンガー)
  • 行動経済学などの本にたびたび登場する「ジャムの実験」(=選択肢が多くなると選択できなくなることを示す実験)をやったのはこの人だったのか、と納得。この本の良いところは選択することには責任が伴うのだということをキチンと伝えていること。本当に盲目の人が書いたのかと思うくらいにアメリカ映画やTVの内容に言及されているのも面白い。(評価A)
"Buy-in" (John P. Kotter, Lorne A. Whitehead)
  • 初めてKindleで購入し、読み終えた。良いアイディアを守りバイイン(賛同とコミットメント)を得るため、24タイプの攻撃(「過去にやったができなかった」、「うちは他所とは違う」、「全ての論点が議論されていない」などどこかで聞いたことのある攻撃ばかりだった。)にいかに対応するか。ストーリーと解説という2部構成なので実例を考えながら読むことができた。変化を怖がるスタッフをどのように導いたらいいのか、参考になる。i-Padはちょっと重いけど、これなら読んでいけると確信できた。次は何を読もうか?(評価A)
購入&読了:
「売れる数字」(佐藤義典)
  • 「戦略BASiCS」や「3つの差別化軸」に加え、戦略指標での管理の重要性が説かれている。やや「お客様は神様です」的なマーケティング人間の特徴が出ていて、若干違和感を覚えるところもあるが、「マーケティングをマーケティング部門だけのものにしない」という根本的な考え方はその通りだと思う。(評価A)
購入:
「日本経済のウソ」(高橋洋一)、「経済古典は役に立つ」(竹中平蔵)


2010年11月14日日曜日

10KM Walk

 今日は会社(社員会)行事に参加して10KM歩いた。30年近く前に山手線1周というのをやったが、やはり年齢のせいで疲れ方が違う(-_-;)しかし、青山墓地の中や六本木ヒルズ・東京タワーといったコースを歩くと、いろいろと発見もあり、面白かった。当然、良い運動にもなった。来年もやるということなので、もっと部下たちを参加させようと思う。

 J1ではパープルサンガとベルマーレの降格が決まった。残り1チームがどこになるか・・・マリノスはFC東京にアウェイに続き敗戦。取られた3点はすべて平山・・・両CBの離脱が今後も影響しそう。もはやこれまでか?

読了:
「『戦略課題』解決21のルール」(伊藤良二)
  • まとめ方について21にする必然はなかったように思われるが、戦略コンサルがどうやって経営課題を考え、解決を図るかが良くまとまっている。うちのマネジメントに一番欠けている点も良く見えてくる。(評価A)
「予想通りに不合理(増補版)」(ダン・アリエリー)
  • 改めて傑作だと思う。実例には納得できるものが多く、この本が高く評価されていることがうなずける。前回気づかなかったが、同僚にデュークでマーケティングを習った助教授の名前を見つけて懐かしかった。次回リユニオンに出席したときには是非話を聞いてみたい。(評価A+)
「ガイアの夜明け」(テレビ東京報道局 編)
  • 毎度のことながら、この種の本を読むと感じるのは、日本企業もまんざら捨てたものではないということ。しかし残念ながら世界の企業はそれ以上に進化している。ギャップはますます大きくなっていると思う。せっかくの政権交代でも守られる既得権者は変わっていない。いつまで政治は経済の足を引っ張り続けるのだろう。(評価A)
「ファイナンスと事業数値化力」(大津広一)
  • コーポレートファイナンスのやや高度な入門書(矛盾しているけどこれが一番しっくりする)。MBAコースで実際に出されるFAQがベースなので、実践的な内容になっている。前著のアカウンティングと同様に部下に推薦できる1冊。(評価A)
購入:
「エグセクティブの悪いくせ」(綱島邦夫)、「選択の科学」(シーナ・アイエンガー)

その他:
バルサはビジャレアルを圧倒。点差以上に実力差があることを証明した。29日のクラシコが楽しみだ。
年末は温泉に行くことが決定。こちらも楽しみだ。

2010年11月6日土曜日

少しリフレッシュ

 今週前半までが出張やワークショップ、来客と超多忙だったため、水曜日にマッサージに行った。体中がガチガチになっていたので、終わった後痒くなるくらい血行が良くなった。

 マリノスはベルマーレに快勝。終盤は小野に点を取らそうとボールを集めていたが、そんなことができる位チーム力に差があった。まるでビジャに点を取らそうとするバルサのようでもあった。

 i-Padも少しずつ用途が増えてきた。ノマドとまでは行かなくとも少しだけデジタル化を進めようと思う。電子書籍も買ってみるつもりだ。

読了:
脳が冴える15の習慣」(築山節)
  • いくつかの習慣は意識せずともやっていたところだが、机の整理や雑用の実行など更に意識してやっていこうと思う。さすがに売れているだけのことはある。(評価A)
「恐れるな!」(イビチャ・オシム)
  • 日本代表は何故ベスト16に留まったのか、パラグアイには勝てなかった事への無念さが一杯詰まった本だ。一番面白かったのは2014年の中心選手に俊輔を指名しているところだ。俊輔への応援メッセージだったのだ。(評価A)
「宇宙は何でできているのか」(村山斉)
  • たまに自然科学の本を読んでみると自分が学んできた事がずいぶん変わっていること(=新たな理論が生まれていること)が良く分かる。素粒子物理学が宇宙の謎を解くというのは考えるほど面白い。そういえば小学生の頃は夜空を眺めるのが好きだったな・・・(評価A)
「i-Padを仕事でどう使うか」
  • i-PadはPCとどう違うのか、どうすれば生きるのかよく理解できた。
「十字軍物語」(塩野七生)
  • 寄せ集め集団の第一次十字軍がどうやってエルサレムを「奪還」したか、その中で主役たちがどのように成長したか(しなかったか)、イスラム側も一枚岩でなかった様子なども含め改めて確認しした。(評価A)
購入:
「ガイアの夜明け2011」(テレビ東京報道局編)、「ファイナンスと事業数値化力」(大津広一)、「予想通りに不合理」(増補版)(ダン・アリエリー)、「『戦略課題』解決」(伊藤良二)

少しリフレッシュ

 今週前半までが出張やワークショップ、来客と超多忙だったため、水曜日にマッサージに行った。体中がガチガチになっていたので、終わった後痒くなるくらい血行が良くなった。

 マリノスはベルマーレに快勝。終盤は小野に点を取らそうとボールを集めていたが、そんなことができる位チーム力に差があった。まるでビジャに点を取らそうとするバルサのようでもあった。

 i-Padも少しずつ用途が増えてきた。ノマドとまでは行かなくとも少しだけデジタル化を進めようと思う。電子書籍も買ってみるつもりだ。

読了:
脳が冴える15の習慣」(築山節)
  • いくつかの習慣は意識せずともやっていたところだが、机の整理や雑用の実行など更に意識してやっていこうと思う。さすがに売れているだけのことはある。(評価A)
「恐れるな!」(イビチャ・オシム)
  • 日本代表は何故ベスト16に留まったのか、パラグアイには勝てなかった事への無念さが一杯詰まった本だ。一番面白かったのは2014年の中心選手に俊輔を指名しているところだ。俊輔への応援メッセージだったのだ。(評価A)
「宇宙は何でできているのか」(村山斉)
  • たまに自然科学の本を読んでみると自分が学んできた事がずいぶん変わっていること(=新たな理論が生まれていること)が良く分かる。素粒子物理学が宇宙の謎を解くというのは考えるほど面白い。そういえば小学生の頃は夜空を眺めるのが好きだったな・・・(評価A)
「i-Padを仕事でどう使うか」
  • i-PadはPCとどう違うのか、どうすれば生きるのかよく理解できた。
「十字軍物語」(塩野七生)
  • 寄せ集め集団の第一次十字軍がどうやってエルサレムを「奪還」したか、その中で主役たちがどのように成長したか(しなかったか)、イスラム側も一枚岩でなかった様子なども含め改めて確認しした。(評価A)
購入:
「ガイアの夜明け2011」(テレビ東京報道局編)、「ファイナンスと事業数値化力」(大津広一)、「予想通りに不合理」(増補版)(ダン・アリエリー)、「『戦略課題』解決」(伊藤良二)