2009年4月26日日曜日

今日は調子良し

今朝のテニスはミスもあったがまずまずの出来。罰ゲームはなんとか免れた。バルサはバレンシアと引き分け。流れが悪かったようなので、これで良しとすべきだろう。今週はCLチェルシー戦に加えクラシコとサッカー好きにはたまらない1週間だ。

今日の購入:
「グローバルリーダーの条件」(大前研一、船川淳志)、「グローバル資本主義の未来」(NHK編)、「コークの味は国ごとに違うべきか」(バンカジ・ゲマワット)

2009年4月25日土曜日

GW直前

何とか会議だらけの1週間終了。今日は雨なので外出は明日に変更。

今週の記録
読了:
「勝利のタイムマネジメント」(ハイラム・スミス)
  • TQ「タイムクエスト」が良かったので何か得るものがあるのではと期待したが、同書の繰り返しのような1冊だった。何でグラディエーターなのか今でもよく分からない。失敗だったかな。

「日本の難点」(宮台真司)

  • ほぼ同世代の著者による日本&日本人論。本当に必要な軍備(9条改正)、教育の問題(格差論のおかしさ)など共感できる点が多かった。ただ、著者の民主党に対する疑念に同意するところはあるが、現状を本当に変えるには一度何が何でも自民党を政権から引きずりおろし、解党するところまでやる必要(緩やかな革命?)なところまで来ていると改めて思う。

「プロフェッショナルたちの脳活用法」(茂木健一郎)

  • 毎度お馴染みの「茂木本」。「みんな悩んで大きくなった」というのが感想。本当の天才なんてやっぱりいない。ただ、多くの人は成るべくして成ったと同意できるような心(=脳)の持ち方をしている。後付で脳科学の理論を当てはめなくても参考になる。

「戦略管理会計」(西山茂)

  • 経営戦略、組織、マーケティング。全ての機能と管理会計が密接に繋がっていることを改めて整理できる本。MBAでの講義のフォローアップとして最新の理論を学ぶという意味では最適な1冊だった。ただ、最後の編は業界スペシフィックすぎて参考にならなかった。この点は残念。

購入:

「なぜ世界は不況に陥ったのか」(池尾和人、池田信夫)、「マネジメント・バイブル」(ヘルムート・マウハー)、「ビジネスで失敗する人の10の法則」(ドナルド R.キーオ)

その他:

今週末はバルサVSバレンシア。ここのところ給与が払われて息を吹き返したバレンシアとどう戦うか。セビージャ戦の勢いを持ってすれば怖くは無い。一方レアルはセビージャ相手。いよいよ正念場。

2009年4月19日日曜日

今週もきつそう

月末に近づき、会議目白押しの1週間。もう少し纏まって考える時間が欲しいというのは贅沢なんだろう。
マリノスはアントラーズ相手に善戦。勝ち点1で良しとせざるを得ない現状は寂しいが・・・バルサもレアルも1対0で勝利。やはりクラシコまではこのままか?日程はバルサの方が厳しいので、もう一山あるかも。

先週の読了:
「日本サッカー偏差値52」(杉山茂樹)
  • 代表の力は結局選手だけでなく、監督やファン、マスコミなどの総合力だという観点がユニークで面白かった。日本は未だにプロ野球の悪い影響から中央集権がお好みのようで、そのことが今の偏差値にも影響しているのだろう。とりあえず来年ベスト16に残るには監督の値を上げるしかないのでは?フェリポーンなど大物招聘も選択肢だろう。今の態勢ではグループリーグ勝ち抜きは残念ながらイメージできない。早く予選突破してオランダ、スコットランドやアルゼンチンなど欧米の強豪に「嫌と言うほどの実力差」を思い知らされて欲しい。

「昇進者の心得」(ダイヤモンドHBR)

  • マネジャーが陥りやすい問題を様々な角度の論文で解説したアンソロジー。結局のところスキルもさることながら人間力がないと良いマネジャー・リーダーにはなれないというのが結論のように思われた。

「戦略実行のプレミアム」(ロバート S.キャプラン、デビッド S.ノートン)

  • BSCに関わる一連の著作の集大成と言える一冊。多くの実例により、BSC、戦略マップ、組織のアラインメントに加えTDABCによる業務分析まで盛り込んだ贅沢な内容。これ一冊を十二分に理解すればStrategy Officeが難なく勤まる。そう思って本棚を整理し、著者の一連の著作を並べて置いた。日常の仕事の中で意識して活用してみたい。戦略本では今のところ今年1番。

「実戦 行動ファイナンス入門」(真壁昭夫)

  • 行動経済学を踏まえて投資行動が心理にどう影響されるか解説されている。資産運用をするにあたっての示唆もあったので、生かしてみようと思った。

「最強のコスト削減」(A.T.カーニー)

  • コスト削減のプロジェクトで定評の高いコンサルティングファームなので、期待したのだが、「この程度?」という内容で正直がっかりした。ただ、逆に言えば、日本の会社一般ではこんな程度のコスト削減策も実行していないということなのだろう。最終章のカウンターソーシングのコンセプトのみ「買い」。

購入:

「戦略管理会計」(西山茂)、「プロフェッショナルたちの脳活用法」(茂木健一郎)、「日本の難点」(宮台真司)

2009年4月13日月曜日

ACL疲れ?

昨日はACL参加4チーム中3チームが負け。ウィルスは強いようだ。バルサやマンU、リバプールの力強さとの違いがサッカー偏差値の差?(次回読後感想予定)

読了:
「世界の知で創る」(野中郁次郎、徳岡晃一郎)
  • ニッサンが如何にして日米欧3拠点での設計体制を確立するにいたったかが書かれている。周り(同僚、同級生)にOBがいることもあるので、何となく親近感を持って読んだ。毎度のことながら、如何に暗黙知を形式知とし、共有するか、そこからどうアウフヘーベンするかというテーマに行き着いているようだ。日米欧でも可能というのが今回のポイントというところだろうか。しかし、ゴーンが着任しなかったらどうなっていたか?興味深い。

購入:

「リーダーシップ行動の源泉」(ケン・ブランチャード他)、「勝利のタイムマネジメント」(ハイラム・スミス)、「実戦!行動ファイナンス入門」(真壁昭夫)、「日本サッカー偏差値52」(杉山茂樹)

2009年4月11日土曜日

祝!マリノス初勝利

ようやく勝った。神戸には相性が悪かったのだが、2年分の鬱憤を晴らすかのようなゴールラッシュ。これで若手に自信が戻れば最悪の事態は避けられそうだ。
今週は長かったし、色んなことがいっぺんに起こって慌しい1週間だった。とどめの大阪日帰りで疲がピーク。今日はマッサージで少し回復した。

読了:
「人間の未来」(竹田 青嗣)
  • ヘーゲルの社会論を再評価し、そこから出発して今後人間が辿るべき道を説いた本。結局のところ、環境との関わりかた。「自由主義」への批判としか読めなかった。その意味では期待外れの一冊となった。

「組織文化を変える」(K.S.キャメロン、R.E.クイン)

  • ミシガン大学ビジネススクール教授による「企業文化マネジメント論」。家族文化、イノベーション文化、官僚文化、マーケット文化の4つを基準とするが、どれか一つが好ましいとするのではなく、企業の置かれている環境、成長段階等によって変革させることや、トップの戦略との適合性を重視している。ダウンロードした付録で現在のうちの文化を分析してみたい。

「微分・積分を知らずに経営を語るな」(内山 力)

  • 経営の課題を解決する際に、微分・積分の考え方が鍵であることを比較的分かりやすく解説している。タイトルに反して?やさしい解説書。ただ、MBAなどの基礎知識のない人は「ふーん」で終わってしまうかも。

購入:

「最強のコスト削減」(A.T.カーニー編)、「昇進者の心得」(Diamondoハーバードビジネスレビュー編)

2009年4月5日日曜日

パスポート

5月でパスポートの期限が切れるため、1日に申請した。受け取りは日曜日にできるので久々中華街にでも寄ってみたい。

読了:
「シナジー・マーケティング」(D.A.アーカー)
  • 「サイロを如何に打ち破って効果的なマーケティングを行うか」というある意味古典的な課題に対するアーカーの解答といった感じの本。ただ、これが答えと断定するのではなく、企業の実情に合わせてCMOがとるべき戦略を網羅しているだけのように思われる。逆にそれほど難しい課題という事なのかも。

「天下人を育てた参謀の知略」(百瀬明治)

  • 大河ドラマの主役である直江兼続をはじめとする参謀たちが、如何に大名に影響を与えたかが理解できた。その中でも兼続だけは「御盛り役」ではなく、年上の主人に影響を与えたという点で特筆すべき能力の持ち主と言えるのかもしれない。

「戦略キャンプ」(松山雅樹、森田元、田中宏明、佐藤俊行)

  • 課題解決のための「戦略キャンプ」の意義・進め方がケースに沿って解説されている。ファシリテーションの方法など参考になる点が多かったので、キャンプではないが、戦略会議の際などに実践したいと思う。本当は当社もこのくらい時間と労力をかけるべきなのであろうが・・・

「ストロベリーナイト」(誉田哲也)

  • 猟奇的連続殺人事件を追う女性刑事とそれを取り巻くメンバーが生き生きしているのが面白かった。シリーズ化されたのもうなずける。ただ、東大法学部→キャリア官僚のキャラクターが、いかにも「大衆受け」するステレオタイプで描かれているのは、東大法OBとしては「ちょっとなー」というところ。同じ著者の「ジウ」を読もうか迷っている。

「諜報的生活の技術」(佐藤優)

  • 佐藤氏の著作としては、本人のいうように「世俗化」されたもの。しかし、知的水準は高い。第二章以降の鈴木宗男氏、アントニオ猪木氏らとの対談が特に良い。

「中村俊輔 スコットランドからの喝采」(マーティン・グレイグ)4/1購入

  • 日本のサッカー選手について、外国のジャーナリストが書いた本というのは初めてでは?レッジーナ以降の俊輔がどのうような成長の軌跡を辿ったかがスコットランド人の目で書かれている。マンU戦のフリーキックがどれほどのインパクトを残したかなどは勿論だが、レッジーナやセルティックが俊輔の入団を契機に経営革新し、成長軌道に乗っているというのが非常に興味深い。球団経営にスターの存在がもたらす影響を示した本という観点から見るのも一興。

購入:

「昭和史」(半藤一利)、「世界の知で創る」(野中郁次郎、徳岡晃一郎)

その他:

マリノスはどん底。俊輔が帰ってきてくれるのを待つしかないか?一方バルサはFIFAウィルス(こんなのあるんだと今朝初めて知った。でも言いえて妙)にも罹らず勝利。明日レアルはどうかな?