2013年7月21日日曜日

ACL圏内へ再浮上/東アジア杯代表決定

F.マリノスは水曜日のレッズ戦に逆転勝利。3位に浮上した。レッズ戦は何故かアウェーチームの勝利が続いていたが、今回もその「ジンクス」が継続した形となった。守備は相変わらず安定感イマイチだが、ここにきて齋藤の出来がすばらしい。マルキーニョスは引き続き好調だし、セットプレーからの得点も生まれたので、後半戦もこの調子なら3位以内も夢ではない。

前後するが、東アジア杯代表が発表され、F.マリノスからは栗原に加え齋藤が初召集された。今回のメンバーを見ると優勝よりも代表候補層の拡充が優先されているようだ。勝ちにこだわるなら俊輔や闘莉王でしょう!まあ、柿谷や山口蛍、扇原といった「2018組」が今大会で輝いて、代表の序列を崩しブラジル大会のメンバーに割り込むことを期待しながら見ることにしよう。ただ、ラフプレーによるケガには注意!

ミニ中断期間にマンUとアーセナルが来日し、Jチームと戦う。香川と宮市にとっては凱旋試合になるが、Jの各チーム・選手にとってもアピールの場なので、本気で負かしにかかってもらいたい。

読了:
「偶然と必然の方程式」(マイケル・J・モーブッシン)

  • いわゆるデータサイエンスの解説書だが、対象となっているのがスポーツから投資・経営と幅広い。結果に対する運と実力の貢献度合いを軸にして各種スポーツなどをプロットするというのは面白いアイディアだ。「マネーボール理論」などについても言及されていて、入門書としては質の高いものだ。(評価A)
「人を動かす、新しい3原則」(ダニエル・ピンク)
  • 「モチーベーション3.0」の次はセールス?原書が出版されたとき素朴な疑問を持った。内容は名著「影響力の武器」と被っているように感じたが、広い意味で相手に自分の考えを理解させ、最終的に売り込むという点で、著者の言うとおり皆セールス(To Sell is Human.)という事なのだと納得した。ただ、これまでの著作に比べインパクトが弱いように感じる。(評価B+)
「C・クリステンセン経営論」(クレイトン・M・クリステンセン、DIAMONDハーバードビジネスレビュー編集部編)
  • 1995年の「イノベーションのジレンマ」から最新論文までHarvard Business Reviewに掲載された15の論文が再録された一冊。余りにも有名になった破壊的イノベーション(Disruptive Innovation)とは何か、から始まり、どうやってイノベーションを起こすのか、既存プレーヤーはどう対処すべきかと理論が展開していくステップが良く分かった。(評価A+) 
購入:
「慶喜のカリスマ」(野口武彦)、「コネクト」(Dave Gray + Thomas Vander Wal)、「戦略読書日記」(楠木建)、「リーダーシップ・マスター」(マーシャル・ゴールドスミス、ローレンス・S・ライアンズ、サラ・マッカーサー編著)

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