2013年7月7日日曜日

J1再開

コンフェデ杯は予想外の点差でブラジルが勝利。1日早く90分で勝ち切ったブラジルと翌日PK戦までもつれたスペインとの差は想像したより大きかった。本番でもこのカードが見られるだろうか、楽しみだ。また、ネイマールはバルサのチームメートだけでなく、レアルなどリーガのライバルの選手にも大きなインパクトを与えることができた。メッシとの競演も楽しみだ。

今週号のサッカーマガジンを見て、日本代表はボール奪取力が不足しているという指摘に目が留まった。他にもネイマールは誰よりもファウルを受けるが、コミットするファウルも多いというコメントも聞いた。3試合9失点を繰り返さないために一番必要なポイントではないか?

昨晩からJ1が再開。F.マリノスはトリニータと引き分けに終わり勝ち点2を損した。アルディージャが引き分けただけに、勝ちきりたかった。後半放った惜しいシュートが枠に飛んでいれば、と悔やむ試合で、これによってナビスコカップからの流れが切れなければ良いが・・・これからセレッソ、アルディージャ、レッズと続く3連戦でマリノスがACLに行けるだけの(=トップ3でシーズンを終了できる)実力を持つチームなのか分かるだろう。

読了:
「国家はなぜ衰退するのか」(上)(下)(ダロン・アセモグル、ジェイムズ・A・ロビンソン)

  • 包括的(Inclusive)な政治経済制度が経済発展のカギであり、文化などではないというのが著者たちの結論。ジャレド・ダイアモンドなどとはかなり異なるが、国境を挟んだアメリカとメキシコの町の発展度合いがなぜ異なるか、といった点に関しては説得力がある。明治維新に対する評価も嬉しいが、中国の発展の行方や欧米の今後の進展(衰退?)などを待たないと著者の理論の妥当性は検証できないのではないだろうか?(評価A-)


「戦略を、実行できる組織、実行できない組織。」(クリス・マチェズニ―、ショーン・コヴィー、ジム・ヒューリング)

  • 戦略の実行(Execution)にフォーカスが充てられている点がユニーク。4つの規律(4Dx:最重要目標にフォーカスする、先行指標に基づいて行動する、行動を促すスコアボードをつける、アカウンタビリティのリズムを生み出す)はシンプルだが、とてもパワフルだ。しかし本書でも意識されているように、チーム・組織で導入・定着させるにはかなり大きな意識改革も必要だ。(評価A)


「『信用』を武器に変えるマーケティング戦略」(平久保仲人)

  • 現代のマーケティングの在り様は如何にあるべきか。本書は多くの事例を交え分かり易く解説している。「信用」、「信頼」できる企業でないと顧客のロイヤリティは生まれない。マーケティングの基礎を学んだ上で読むべき1冊。(評価A)


購入:
「アウトサイダー」(深町秋生)、「偶然と必然の方程式」(マイケル・J・モーブッシン)、「人を動かす、新たな3原則」(ダニエル・ピンク)、「稼ぐ力を取り戻す」(冨山和彦)、「C・クリステンセン経営論」(クレイトン・M・クリステンセン著 DIAMONDハーバードビジネスレビュー編集部編訳)、「ようこそ、わが家へ」(池井戸潤)

その他:
先週はサラ・ブライトマンのコンサートに行ってきた。3年ぶりの来日で、かつ、近々宇宙飛行に挑戦するということで、バックがやたら星空だの宇宙飛行だのとにぎやかだった。これを割り引いても歌の方は素直に「良かった」。

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