今年は卒業以来となる初参加者がはるばる関西から出席してくれたので、人数は少なめだったが、盛会になったと思う。昨年に比べると参加者(企業幹部)の顔色が良かった。アベノミクスのプラス効果が出てきているからだろう。4月の消費税率引き上げをどう乗り切るか、賃上げがどうなるか、課題はあるが、少なくとも追い風が吹きつつあるのが感じられた。
今週末(22日)はゼロックス・スーパーカップ。いよいよシーズンが始まる。マルキーニョスの穴は埋まったか?実戦の場で試される。
読了:
「ビッグの終焉」(ニコ・メレ)
- 「ラディカル・コネクティビティ」がメディア・政府・企業・軍隊などにもたらす影響が如何に大きなもので、結果として従来これらの中心であった大組織が役割を終える。本書の良い点は、単純なラディカル・コネクティビティ性善説に立っていないことだ。新たな「ビッグ」を生み出すことを始め、我々が考えなければいけない点に言及されている。日本の近未来予言書と言って良いだろう。(評価A+)
「最高の戦略教科書 孫子」(守屋淳)
- 「孫子」各篇の解説(前半)と現代の経営を考える上での示唆(後半)とからなる解説書。様々な解説書がある中でも、後半で「突っ込みどころ満載」の孫子から如何に学ぶかを事例を交え説明している点がユニーク。「コンサルタントとしての孫子の著書」という視点で読み解くと、幾通りにも解釈される書き方になっていることも理解できる、という考え方が面白かった。(評価A)
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