2014年2月2日日曜日

J1日程発表&W杯予選方式変更ほか

J1のスケジュールが明らかになった。ACLグループリーグ期間中(3月~4月)の日程は予想通りハードだ。しかもこの間にヴァンフォーレ(Away)、アントラーズ(Home)、アルビレックス(Away)、ベガルタ(Home)と昨年勝てなかったチームとの試合が続く。ここでチームの総合力がどれだけアップしたかが試される。また、昨年同様11月のホーム最終戦がアルビレックスになっている!今年はどんな展開でこの試合を迎えるのだろうか?

2018年W杯の予選方式変更が報じられた。試合数が4試合増え、かつ全体にアジアの弱小国を相手にする試合が多くなりそうだ。海外組なしの実質B代表をうまく活用することなど、特に1次リーグをどう戦うか戦略が必要になる。

アカデミー賞候補の2作品を見た。「ウルフ・オブ・ウォールストリート」と「アメリカン・ハッスル」だ。どちらも実話がベースになっており、「犯罪者」が主人公のストーリー。ディカプリオもクリスチャン・ベールも良かったし、70年代~80年代のアメリカンミュージックが懐かしかった。次は「ラッシュ」を見る予定だ。

読了:
「転換期の日本へ」(ジョン・W・ダワー、ガバン・マコーマック)

  • 日本の外交はどうあるべきか、海外から見た場合にどう映るか。現在の中国・韓国との関係悪化には日本サイドにも問題があるということが説かれている。また、本書ではアメリカの「したたかさ」とどう付き合うかについて、重要な指摘がなされている。一貫した、理論的な外交戦略の欠如が事態の深刻化を招いているという指摘は、しっかり受け止めなければならないのではないか。(評価A)


「利権の復活」(古賀茂明)

  • 原発、TPP、アベノミクスや憲法問題・外交問題における安倍政権の発言パターンを通じ、日本の改革がこのままでは進まないという元経産省官僚の著者による警告は、重く受け止めなければならない。ここのところ益々その傾向が強まっていると感じるので、注意が必要だ。最終章の橋下徹論と、関連した「小さな政府を指向するハト派」というポジションを取る政党がないという指摘も面白かった。(評価A+)


「知の格闘」(御厨貴)

  • 東大の最終講義がシリーズになっているということ自体興味深いし、内容も政治史、公共政策論、建築やメディアと政治など多岐に亘っていてまさに「知の格闘」が繰り広げられている1冊。小泉純一郎に対する評価は今回の都知事選を巡る氏の行動を見ていると納得する。その他の政治家への評価も鋭い。(評価A)


「意外と会社は合理的」(レイ・フィスマン、ティム・サリバン)

  • 組織経済学という視点から企業(に加え、軍隊や教会といった組織)における「理不尽」なことに、それなりの理屈があるのだという事を説いた1冊。意外と難解だったというのが正直な感想だ。プリンシパル・エージェンシー理論、トレードオフやゲーム理論など経済学の基礎知識がないと、読みこなすのは難しい。(評価A-)


購入:
「史論の復権」(與那覇潤)、「日本哲学のチカラ」(小川仁志)、「正義の偽装」(佐伯啓思)、「ビッグの終焉」(ニコ・メレ)、「ハーバード戦略教室」(シンシア・モンゴメリー)、「経営はだれのものか」(加護野忠男)、「最高の戦略教科書 孫子」(守屋淳)

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