2016年9月17日土曜日

5試合ぶりのホーム白星(アルビレックス戦)

リーグ戦久々のホームゲーム。F.マリノスは俊輔がベンチ入りという嬉しいニュースがある反面、斎藤が先発から外れマルティノスが入った4-1-4-1のフォーメーションで試合開始。今回も毎度おなじみのフワッとした入り方で開始早々に危ない場面を作られる。序盤は押し込まれる流れだったが、CKからの伊藤のシュートあたりからマリノスも攻撃のエンジンがかかると、左サイド金井のクロスから兵藤が冷静に決め先制する。
 前半を1対0で折り返すと後半立ち上がりに中町が決めて2対0とリードを広げた。その後1点を返されるが、カウンターから前田が決めて突き放し、3対1でセカンドステージホーム5試合ぶりの勝利となった。
 守備では危なっかしい場面はあるが、パク・ジョンスのアンカー起用で兵藤と中町が生きているので、斎藤・マルティノスのスピード頼りだった攻撃にバリエーションが加わったのが大きい。相変わらずフィニッシュの精度が低いのでため息のシーンが多いけど、そこまで行けるようになったのだから、と割り切ろう。ミッドウィークの天皇杯ヴェルディ戦では俊輔が見られるかもしれない。故障者続出で台所は苦しいが、ここで更なる勢いをつけて次週フロンターレとのアウェー戦に臨んでもらいたい。

読了:
「望郷」(湊かなえ)

  • 瀬戸内海の「大綱島」という架空の島をめぐる6つのストーリーが展開する。「島」という閉じた社会と、橋の向こう側にある「本土」との関係、世代間の関係が絡み合ってそれぞれのストーリーを生み出している。日本推理作家協会賞を受賞した「海の星」はもちろん、そのほかのストーリーもさすがと思わせる内容だ。(評価A)

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