前半を1対0で折り返すと後半立ち上がりに中町が決めて2対0とリードを広げた。その後1点を返されるが、カウンターから前田が決めて突き放し、3対1でセカンドステージホーム5試合ぶりの勝利となった。
守備では危なっかしい場面はあるが、パク・ジョンスのアンカー起用で兵藤と中町が生きているので、斎藤・マルティノスのスピード頼りだった攻撃にバリエーションが加わったのが大きい。相変わらずフィニッシュの精度が低いのでため息のシーンが多いけど、そこまで行けるようになったのだから、と割り切ろう。ミッドウィークの天皇杯ヴェルディ戦では俊輔が見られるかもしれない。故障者続出で台所は苦しいが、ここで更なる勢いをつけて次週フロンターレとのアウェー戦に臨んでもらいたい。
読了:
「望郷」(湊かなえ)
- 瀬戸内海の「大綱島」という架空の島をめぐる6つのストーリーが展開する。「島」という閉じた社会と、橋の向こう側にある「本土」との関係、世代間の関係が絡み合ってそれぞれのストーリーを生み出している。日本推理作家協会賞を受賞した「海の星」はもちろん、そのほかのストーリーもさすがと思わせる内容だ。(評価A)
0 件のコメント:
コメントを投稿