2017年4月9日日曜日

25周年記念試合は1か月ぶりの勝利!(2対1 ジュビロ戦)

いろいろな思いが交錯する試合だった。クラブ創設25周年の節目の記念試合というだけではなく、俊輔がアウェーチームの一員として日産スタジアムに立つという意味で、話題となった一戦。4万人には届かなかったが、(勿論今季最高の)38,000人余りが集まった。

スタジアム正面、いつもは齋藤やボンバーが飾られている位置にラモン・ディアス、木村、井原、松永、水沼というJリーグ発足当時のメンバーの巨大ポスターが掲げられ、キックオフ前には春畑道哉氏が”J's Theme"を生演奏。更に帝劇「レ・ミゼラブル」出演者による「民衆の歌」と記念試合に相応しい演出で盛り上がった。

試合はF.マリノスが2対1で勝利。勝因は何と言っても俊輔対策が効いたことだろう。去年までのマリノスの悪い時=俊輔が後方まで下がってしまい、攻撃が活性化できない状況の再現ビデオを見ていたようだった。それでも時折見せる技は「敵にすると怖い」と十分感じさせるものだったし、結果CKから失点してしまった。

攻撃では天野が惜しいシュートを放ち、ウーゴが絶好機を外すなどここ数試合の状況からは脱却しつつあることを感じた。特に松原の動きが良くなって、右サイドからもマルティノスの「持ちすぎ」の弊害をカバーできるようになってきた。ここにバブンスキーや喜田が絡んで更に活性化することが期待できる。ミッドウィークのカップ戦(ヴィッセル戦)では、更なる底上げに向けて遠藤・中島・仲川・扇原に注目したい。

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