2009年10月18日日曜日

勝ち点40

 昨夜のグランパス戦の勝利でマリノスの勝ち点が40に到達。過去の降格チームの実績から見て事実上「降格ゾーン」からは脱出した。ロスタイムの決勝ゴールで狩野が一皮むける事を期待する。暫定首位がフロンターレになったが、PKを二つも外して勝ったのをどうみるか?強運?

先週の読了:
「ソウルケイジ」(誉田哲也)
  • 「ストロベリーナイト」に次ぐ姫川玲子もの第二弾。現代の日本が如何に弱者に厳しいかが垣間見えるような設定の下、死体無き殺人を巡る推理もの。一方では「親子愛」の物語でもある。人物設定がきちんと一貫しているのがこのシリーズの良いところで、今回は姫川と度々対立する日下の過去・現在が親子愛のサイドスオーリーとして展開されている。また、姫川玲子もスーパーヒロインではないところが良い。次回作以降にも期待。(評価A)
「思考する営業」(杉田浩章)
  • 経験・勘・度胸(KKD)や義理・人情・プレゼント(GNP)が未だに幅を利かす営業の世界を如何に改革するか。そのヒントが営業トータル・クオリティ・マネジメント(TQM)にあるとBCGパートナーが説く一冊。そもそも売り上げ至上主義で利益を損なうような営業が横行している点、経営者であるべき営業マネジャーの会計リテラシー向上が根本ではないかと考えるので、そうした観点が一貫していないとTQMの効果は生まれないだろうと思う。(評価B+)
「(新版)動機付ける力」(Diamondハーバードビジネスレビュー)
  • ピグマリオン効果やコンティンジェンシー理論など、モティベーションに関わる有名な論文および最近の論文が集約されている。理論の再整理ができた。(評価B+)
「フォーカル・ポイント」(ブライアン・トレーシー)
  • 人生の計画を立案し、どんな点に注力するか(=フォーカルポイント)。感想よりも実践。「7つの習慣」も「思考の現実化」も「積極的な考え」も行き先は同じ。(評価A)
購入&読了
「顧客の信頼を勝ちとる18の法則」(山岡隆志)
  • アドボカシー・マーケティングとは何か、プッシュ&プル戦略やCRMとの違いなど分かりやすく解説されている。USの実例ばかりでなく、リッツ・カールトン大阪やMKタクシーなどの日本企業の例も紹介されている。顧客感動・信頼は間違いなくこれからのマーケティングの課題になる。(評価A)
購入:(連休&「読書の秋?」で沢山買ってしまった。)
「aha! Gotcha ゆかいなパラドックス(1)」、「aha! Gotcha ひらめき思考(1)」(マーチン・ガードナー)、「たまたま」(レナード・ムロディナウ)、「論語と算盤」(渋沢栄一)、「不毛地帯(3)」(山崎豊子)、 「フロンティア突破の経営力」(小川政信)、「リフレクティブ・マネジャー」(中原淳、金井壽宏)、「戦略の不条理」(菊澤研宗)、「脳に悪い7つの習慣」(林成之)、「松下幸之助 経営回想録」(松下幸之助、堺屋太一)、「現代哲学の名著」(熊野純彦)

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