2009年12月5日土曜日

組合せ決定

 W杯の組合せが決まった。「死の組」とまでは行かないが、難敵ぞろいであることは間違いない。初戦のカメルーンにはこれまで良い勝負をしてきているので、勝ち点3を計算したい。次のオランダは引き分け狙いで、最後のデンマークが大一番・・・というのがグループリーグ突破の理想のシナリオだろう。3チームともフィジカルが強いので、今のメンバーだと厳しいのではないか?稲本をアンカーに置いた守備的な布陣が基本となるような気がする。
 J1は今日いよいよ優勝が決まる。レッズはもはやチームの体をなしていないので、先週同様アントラーズ大勝で終わってしまう気がする。フロンターレは、アントラーズの結果云々ではなく、ここ一番での弱さを克服できるか、正念場だろう。

今週の読了:
「ソウル・コレクター」(ジェフリー・ディーバー)
  • 今回のリンカーン・ライムもまたまた面白かった。何やらGoogleとSASとMSをミックスしたようなスーパーIT(というかインテリジェンス)企業が舞台となっている。現実の世界でここまでプライバシーを覗き、操作することが可能とは思わないが、近未来においては実現してしまうのではないかと不安になる。前作のウォッチメーカーがサイドストーリーに登場しているのも興味深い。そのうち再度ライムと対決する事になるのだろう。ただ、これも毎度なのだが、サックスが突然単独行動をして犯人とぶつかるというのは、そろそろ変えるべきなのではないか?(評価A-)
「実戦マーケティング戦略」、「実戦マーケティング思考」(佐藤義典)
  • 「戦略」の方は著者の戦略フレームワーク概論。「思考」はロジカルシンキングとイメージ発想のコンビネーションの重要性を説いた1冊。どちらも実践的で今日から使える。日頃業務をしていて感じるのは、ただ何となく捌いているスタッフがどれほど多いかだ。フレームワークが使えない。論理思考もいまいち、イメージもNGというのが原因であることは間違いない。この2冊は来年の次世代リーダー養成コース(私塾)で教材にしよう!(評価はどちらもA)
「How the Mighty Fall」(Jim Collins)
  • ビジョナリー・カンパニーの著者が、成功企業と没落企業の比較という同じ手法を用いて5段階の「失敗への工程表」を説いている。成功している段階に驕りが発生し、ひとたび衰退が始まると徒なリストラに走るなど、失敗企業にはある程度共通のパターンがあるようだ。これを防ぐにはやはり第五水準のリーダーや謙虚な企業文化形成など地道な努力が必要。(当たり前の結論かもしれないが・・・))(評価A)
「会社のデスノート」(鈴木貴博)
  • 需要の価格弾力性(それも40年前の分析結果!)が如何に今の経済状況でも通用するか、という点から出発して、トヨタやセブンイレブンなどの企業が採るべき戦略・採ってはいけない戦略が分かりやすく述べられている。なかなか「鋭い」本だ。人間の嗜好は簡単には変わらないという事も良く分かる。(評価A)
 今週聴講した講演で、「100倍レバレッジ」なる言葉を聞いた。国民新党が3議席で300議席の民主党を振り回していることを言うのだとか。社民党も同じようにレバレッジを効かせている。これでは政権が維持できないだろう。早晩連立解消すべきだ。(どうせ来年の参院選挙後には解消できるのだから・・・)

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