2009年12月13日日曜日

東アジア選手権

 「北朝鮮の女子チームを入国させない」という拉致担当大臣およびそれを追認した法務大臣の発言については、一部でしか報道されていないが、将来にわたり日本のサッカーに大きな影響を及ぼしかねない。 FIFAに政治介入と認定されないよう協会はいち早く手を打つべきだ。直前にW杯招致を閣議決定したばかりのこの「お粗末」は、またもこの内閣が時差ぼけ&ガラパゴス化している事を露呈してしまった。いち早く連立を解消し、まともな国政運営を始めて欲しい。

 ゼンショーがウェンディーズの経営から撤退を決めた。個人的には今週一番残念なニュース。アメリカで生活していた頃を思い出す食であり、遠目ではあったが創業者のデーブを見た事もあった。(それも彼の寄付で作られた建物の中で!)国内で最後になるので年内に食べておこう。それにしてもこれもデフレの影響だ。

読了:
”SuperCorp” (Rosabeth Moss Canter)
  • 前作のConfidence(「『確信力』の経営」)に比べると、物足りなかった。確かにIBM、P&G、オムロンなど著者が定義するVanguard Company(先駆け)は社会的貢献や多様性といった点ですぐれているが、正直最後まで"So what?"であった。エクセレントカンパニー、Built to Last(ビジョナリー・カンパニー)といった研究の焼き直しと思われたからだ。書かれている事はそのとおりではあるが・・・(評価B)
「企業戦略白書Ⅷ」(沼上幹、一橋MBA戦略ワークショップ)
  • 主任教授が伊丹氏から沼上氏に交代したことで、どのような変化があるかと思ったが、あまり面白くなったというのが正直な感想。一番は、環境の激変はあったのだろうが、従来のマトリックスを使った時にはどのような事が言えるのか知りたかった、という事。百貨店や太陽電池の業界研究は他でできるのではないか?など突込みをいれたい内容。(評価B-)
購入&読了「インビジブルレイン」(誉田哲也)
  • 姫川玲子シリーズの最新作。これまでは文庫を買っていたのだが、今回は単行本段階で読んだ。今回も犯人および関係者はみんな訳ありの人物。ただ、今回は姫川自身もそのうちの一人に惹かれるというのが前作までと違うところ。また結末は自作以降の新たな展開を予想させる。これからも目が離せない。(評価A)
購入
「ゴールは偶然の副産物ではない」(フェラン・ソリアーノ)、「新版 組織行動マネジメント」(スティーブン・P・ロビンス)、「不確実性分析実践講座」(福澤英弘、小川康)、「エコシステム・マーケティング」(江端浩人、本荘修二)

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