2010年7月18日日曜日

祭りの後

 スペイン対オランダの決勝はカップの決勝戦としては見ごたえのあるものだった。質という点では、確かに杉山茂樹氏の「悪いときのバルサを倒せなかった」という感想どおりだろう。ただ、1点を如何に取るか、または阻止するか、チャンピオンになるにはどんな覚悟がいるのか、といった事を示してくれたように思う。スペインが優勝したことは、(希望はあったけどどうせ南米が優勝だろうと予想していたので)素直に嬉しい。

 Jが再開。フロンターレは厳しいがそれでも昨日の試合を見ると地力はしっかりあるのだと納得した。マリノスはどうかな?

 腰の状態がイマイチ。ピリッと電気が走るような痛みがでている。テニスは今週も休み・・・いつまで続くのか???

読了:
「リ・ポジショニング戦略」(ジャック・トラウト、スティーブ・リプキン)
  • 競争環境の変化に対し、いかにポジションを取り続けるか。「ポジショニング」は実は相対的なものであるという事が良く理解できる。ただ、気をつけないと競合の戦略に対しリアクティブな反応ばかりになってしまうのではないか?という危惧も持った。一方ではケイパビリティをしっかり抑え、時にプロアクティブなリ・ポジショニングをして相手を出し抜くよう準備する必要がある。(評価A)
「トレードオフ」(ケビン・メイニー)
  • 一番不満なのは表紙にも帯にもジム・コリンズの方が大きく書かれている事。内容は決してプアな本ではないのに、売らんが為に著名な序文の書き手を前面に打ち出す出版社のやり方は「?」である。上質と手軽さを両立させるのは困難という事よりも、「手軽さ」を本当に達成するのが難しいのだということが数々の失敗例で示されている点で参考になった。(評価A)
購入&読了:
「モチベーション3.0」(ダニエル・ピンク)
  • 「フリーエージェント社会の到来」および「ハイ・コンセプト」と全米ベストセラーを生んだ著者の最新作。内面から湧き出すモチベーション(Drive)が如何に重要か説かれている。自分の経験でも「やらされ感」ばかりの仕事では並の成果しか出せないということがあるので、考え方自体は納得する。しかし、現実、今の会社の現場を見ると、モチベーション2.0すら不十分で、まだまだ「飴と鞭」でドライブしないといけないなと思う。(評価A)
購入:
「ケチャップの謎 マルコム・グラッドウェルTHE NEW YORKER傑作選1」、「民の見えざる手」(大前研一)、「日本の持続的成長企業」(野中郁次郎 監修)、「フリーライダー」(河合太介、渡部幹)、「仕事で成長したい5%の日本人へ」(今北純一)

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