2010年10月9日土曜日

来週は二つの韓国戦

 アルゼンチン戦は結局残業で見られなかった。録画を飛ばし飛ばし見た限りでは、ボール支配率は明らかにアルゼンチンが上のようだ。それでも負けたのだから「コンディションが悪かった」のは間違いないだろう。しかし、今まではそんなアルゼンチンが相手であったとしても負けていたのだから、勝ったことは意味が大きいと思う。12日の韓国戦が楽しみになってきた。
 韓国戦と言えば、11日にはU-20アジア大会の準々決勝がある。二年前には途中で香川が帰国した日本は韓国に敗れ、世界への切符を逃している。今回のここまでの状況からすると、予選リーグ最終戦で宇佐美たち主力メンバーを温存できた日本の方が、オーストラリアと1位をかけて戦った韓国より有利だ。このアドバンテージをフルに活かしてもらいたい。

読了:
「世紀の空売り」(マイケル・ルイス)
  • やはり「サブプライム」の崩壊で儲けた人がいたのか!というのが率直な感想。「マネー・ボール」も良かったけど、この本も超一級品だと思う。マイケル・ルイスにとっては心外なことだろうが、この本が「ライアーズ・ポーカー」に代わって今後ウォールストリートをめざすMBAの教科書になるのだろう。投資銀行もいつのまにか復活し、また次のラウンドが始まる。そんな予感もしている。(評価A+)
「『システム思考』教本」(枝廣淳子、小田理一郎)
  • ループ図を完璧に使いこなすことはできなくても、システム思考は使いこなしたい、と改めて思う。懐かしいビアゲームのエピソードなどもあるし、会社の席に置いておくことにしたい。(評価A)
「この国を出よ」(大前研一、柳井正)
  • このままでは日本の没落は止められない、何とかしないと、という思いが伝わってくる1冊。中途半端に国内市場があるばかりで世界に目を向けられない日本企業が、これから如何にグローバル・エコノミーの中で戦えるのか?時間はほとんどない。民主党政権で何ができるのか?(評価A)
「『日本品質』で世界を制す!」(遠藤功)
  • 世界で戦うためのヒントは品質、それもこれまでとは次元の異なるHQM(Holistic Quality Management)の導入が必要。遠藤さんのメッセージはシンプルだが、深い。それにしても品質に対する「うち」の認識の甘さを思い知らされた。(評価A)

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