2011年6月19日日曜日

オリンピック予選

今晩いよいよロンドンオリンピックの予選がスタート。ワールドカップより狭い門を突破する必要がある。文字通り「負けられない戦い」が始まる。クウェートにホームで圧勝してアウェーを有利に進めたい所であるが、心配は永井のけがの状態だ。関塚監督が相手を欺く作戦を取っているのであれば「あっぱれ」だが、実際のところはどうなのだろう?後半の勝負どころでスーパーサブ的に使うのか、それとも前半から行けるところまで引っ張るのか。いずれにせよ鍵になるのは間違いない。

昨日はX-menを見た。Professor Xとマグニートが時に(X-メン2のように)共同戦線を張ったりするほど「近い」のは何故か、これを見て納得した。これからも続編やスピンオフが作成されるようだが、スターウォーズのようになれるのだろうか?

マリノスは大阪二連戦終了。1勝1敗は最低限の結果に見えるが、アドリアーノの移籍が決まったガンバ相手に負けたのは痛い。フロンターレの強さが「本物」になってきているので、ACL出場権争いは益々厳しくなってきた。

読了:
「最強マフィアの仕事術」(マイケル・フランゼーゼ)
  • 著者はかつて本当にマフィアの幹部として「ビジネス」を仕切っていた人物。その著者がマキャベリの「結果がすべて」のリーダーシップ論を礼賛するのではなく、ソロモン王のような聖人君主に学べというのが意外だった。基本を学べとかおしゃべりは禁物とかいった原則は、下手をすると命取りになるというエピソードの凄味の分面白かった。(評価A-)
「古典で読み解く現代経済」(池田信夫)
  • アダム・スミス「国富論」、マルクス「資本論」、ナイト「リスク・不確実性・利潤」、ケインズ「一般理論」、ハイエク「個人主義と経済秩序」、フリードマン「資本主義と自由」。古典とされるこれら6つの著書・論文はいずれも現代経済を語る上で重要というのが良く分かる。その中で、フリードマンを一番評価しているのが面白かったし、自分の思いと著者の考え方に共通点が多かったので、読んでいて気持ち良かった。(評価A)
「三国志」(渡邉義浩)
  • 三国志演義や小説を読んだこともなく、映画「レッドクリフ」も見ていないが、三国志には興味があったので、読んでみた。諸葛孔明の活躍がすべてではないこと、「正統」をどこに置くかで見方が変わることなど、「三国」それぞれの事情を極力史実に沿って解説されている点がよかった。依然として誰が誰やらはっきりしていないところが残るので、いつか誰かのバージョンの「三国志」を読んでみたいと思う。(評価A)
「『持ってる人』が持っている共通点」(小笹芳央)
  • イチロー、本田圭祐、斉藤祐樹に代表される「持っている人」は他人を意識せず、感情的にならず、過去にとらわれず行動しているという。そのうえで、著者は「社会で愛され、信頼を築く」というのを行動原理としているが、これは成果を出し続けた結果出来上がるもので行動原理にするのには無理があると思う。(評価A-)
購入:
「日本人の誇り」(藤原正彦)、「創発的破壊」(米倉誠一郎)

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