2011年6月4日土曜日

6月1日 日本対ペルー戦

6月1日はMy birthday。半世紀を超えること4回目の誕生日なので、特段のお祝いもなし。ちょっと早く帰ってきて日本対ペルー戦を見た。3-4-3の並びに気を使うあまり全く良い所のなかった前半では、長谷部のパスで西がサイドを抉った時だけが唯一の見せ場。後半本田の投入でやっと活気が出たが、最後は押し込まれ川島のセーブでやっとのことドロー。負けなかったのが収穫の寒い試合に見えた。来週火曜日のチェコ戦には現時点でのベストメンバーで臨めるので、より攻撃的な3-4-3を見たい。

今週は菅外しに明け暮れた1週間。鳩山氏の迷言(「こんな民主党にしたつもりはない」とか、「ウソをついてはいけません」とか・・・)ばかり報道された。被災地の復旧を最優先にすべきなのは当然だが、それをリードできないリーダーをいつまで支えなければならないのか?これ以上の遅延を発生させない為には菅抜きの大連立しかないだろう。退陣時期が明確になってきたので、早期に次の政権枠組みを論議すべきだ。

読了:
「プラチナ世代のW杯」(安藤隆人)
  • 読み終わって、宇佐美、宮市、柴崎など92年組が早くアテネ組や北京組を追い抜いてほしいと率直に思った。それがW杯における次の壁(ベスト16の壁)を打ち破るための絶対条件だろう。本書を読んだのと時を同じくして宇佐美が代表に選出され、バイエルン・ミュンヘンへの移籍も現実味を帯びてきた。(評価A-)
「敗者の錯覚」(鈴木信行)
  • 中小企業の社長向けに、守ってはいけない「常識」40を紹介している。その「教え」は経営に携わる者すべてに共通する実践的なものだ。「経営に盲点などない。見えていないだけ」、「社員のやる気がないのは社長が引き出せていないから」などは耳が痛かった。(評価A)
「脱『コモディティ化』の競争戦略」(リチャード・A・ダベニー)
  • 日本語訳されてないが、この著者の”Hypercompetition"という本は競争戦略を語る上で重要な1冊だ。本書もこの”Hypercompetiton"でのフレームワークである「価格・ベネフィット分析」が随所に出てくる。うちの商品はまさにコモディティ化しているので、本書に描かれている対応策の考え方は参考になる。(評価A)
「本物のリーダーとは何か}」(ウォレン・ベニス、バート・ナナス)
  • 約20年前に「リーダーシップの王道」を読んだときは、こんなに「刺さって」きていただろうか?それだけ今の方がリーダーシップを求められているということだろう。ビジョンを定め、意味を伝え、ポジションを固め、自己を研鑚する。言葉にするとシンプルだが、重たい役割だ。(評価A+)
「分析力を駆使する企業」(トーマス・H・ダペンポート、ジェーン・C・ハルス、ロバート・モリソン)
  • 前作「分析力を武器にする企業」で示されたモデル企業になるための要素をDELTA(Data, Enterprise, Leader, Target, Analyst)の5つに分解、それぞれステップ1からステップ5(分析力を武器にしている企業)に至るための条件が何か解説している。当社の場合はシビアに見るとまだまだステップ2といったところだろうか。(評価A-)
購入:
「最強マフィアの仕事術」(マイケル・フランゼーゼ)、「アイデアを形にして伝える技術」(原尻淳一)、「伸び続ける会社の『ノリ』の法則」(遠藤功)、「コンサルタントの『ひと言』力」(野口吉昭)、「古典で読み解く現代経済」(池田信夫)、「三国志」(渡邉義浩)、「「近代哲学の名著」(熊野純彦)、「昭和天皇」(古川隆久)

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