2011年7月24日日曜日

マリノス首位キープ

マリノスはヴィッセルに完封勝ちで首位をキープ。試合は今年を象徴するような「渋い」内容で、終盤は毎度のことながらハラハラした。それでも昨年までのように追いつかれないで勝ち切れているのは、意識が統一されているからなのだろう。「継続は力なり」というところか。

読了:
「組織を脅かすあやしい『常識』」(清水勝彦)
  • 本書は「その前提が間違いです。」の再構成・加筆版だが、忘れていた事が多かった。問題点(と思われていること)の反対が解決にならないということを日頃実践しなければならないと思う。(評価A)
「世界の運命」(ポール・ケネディ)
  • この種の本を読んで毎度思うことは、欧米人(特にヨーロッパのエリート)の教養の広さ・深さだ。多くの話題(時事)について的確なコメントを伝えられるのは、そうした教養のなせる業だろう。本書も内容が経済からオリンピックまでおよび、それぞれにユニークな切り口で見解が語られている。(評価A)
「未曾有と想定外」(畑村洋太郎)
  • 政府の「原発事故検証委員会」委員長に選ばれた著者が、失敗学の見地から東日本大震災と福島第一原発事故の教訓をまとめた一冊。東北の津波は決して未曾有ではなく、過去の事象から学んだ三陸の人が多かった事、逆に原発事故は未曾有だが、原子力ムラの閉鎖性が「想定外」の事態にしてしまった事など重い教訓だと思う。首都圏大洪水のシナリオについては行政を頼らず、会社として何か手を考えなければとも思った。(評価A)
購入:
「余震 アフター・ショック」(ロバート・B・ライシュ)

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