2011年12月11日日曜日

クラシコ(3-1で今回もバルサ)

今朝はテニスに出かける支度をしながらクラシコを見た。前半開始早々レアルに先制されたバルサだったが、アレクシスのゴールで前半のうちに追いつくと、後半ダニ・アウベスを上げて3-4-3として主導権を握って3対1で勝利した。オウンゴールになったが2点目が効いて、セスクの完璧なゴールで止めを刺した。15連勝でクラシコを迎えたレアルについて、モウリーニョも選手も「今回こそは勝てる」という自信があったと思うので、この完敗は後をひくのではないか?次節のセビージャ戦(アウェー)で分かるだろう。一方バルサはフルメンバーでクラブW杯に臨む。予想されるサントスとの決勝戦@YOKOHAMAは本当に楽しみだ。

デューク・ブルー・デビルズはオハイオ州立の敗戦から立ち直ったようだ。今週はホームで2連勝だった。この分なら、年内残りを全勝して年明けからのACCチーム戦を迎えられるだろう。

読了:
「カテゴリー・イノベーション」(デービッド・A・アーカー)
  • 原題の「ブランド・レレバンス」が示すように、ユーザーが製品と用途とにどれだけ関係性を感じるか、サプライヤーとしてはどうやってその関係性を構築したり拡張したりするかが競争を左右するのはその通り。ただ、ブルー・オーシャン戦略をブランドの面から見ただけのように思われた。日本企業の例が多いのは良かったが・・・(評価B+)
「ボトムアップ・マーケティング戦略」(アル・ライズ、ジャック・トラウト)
  • マーケティングのGuru二名による著作らしく、市場に近いマーケターの戦術から戦略を構築・推進すべしと主張されている。アメリカでは珍しい「現場主義」ではあるが、日本ではある意味常識。逆に日本企業がイノベーションできない一因とも思われる。割り引いて考える必要があると思う。(評価B+)
「日本破綻を防ぐ2つのプラン」(小黒一正、小林慶一郎)
  • 政治機能が正常に働かなければ、財政再建を果たすための正攻法は実行できず、日本は破綻する。そうであれば、ある意味奇策(「嘘つきのクレタ人」は絶妙な喩だ)で事態を先送りにすることも視野にいれるべきという著者の考えは参考とすべきだろう。ただ、実質的に金融機関の資産が既に国債に回っている中で、この策を実施できるだけの資産は残っているのだろうか?(評価A)
購入:
「十字軍物語3」(塩野七生)、「動的平衡2」(福岡伸一)

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