2011年12月24日土曜日

FCWC、天皇杯準々決勝

FIFAクラブワールドカップ(FCWC)はバルサの強さを印象付けた。サントスは何もできずバルサの「ゼロトップ」に翻弄された形だった。ビジャが怪我をして、アレクシス・サンチェスも不十分ということから取られた「緊急避難」だったと思うが、結果としては完璧と言って良いだろう。今後リーガでもこのフォーメーションが採用されるかもしれないと思った。大会MVPはメッシだったが、決勝を見て改めてこのチームにおけるシャビの重要性を認識した。1点目につながるトラップや2点目の素早いシュートなどは「すごい」の一言しかなかった。リーガ後半でレアルを捉えられるのか、ますます注目だ。

今日は天皇杯準々決勝。F.マリノスはグランパスにPK戦で勝利。日程的にも恵まれたし、相手にケネディ・闘莉王たちがいなかったこともプラスに働いたと思う。準決勝はサンガなので、油断さえしなければ決勝が見えてきた。反対側はFC東京とセレッソ。勢いはFC東京だが、地の利はセレッソというところだ。(個人的にはセレッソの方が良いかな?)むかし「日産」だったころは天皇杯にやたら強かったのだから、そのことを思い出してACL最後の1枠を勝ち取って欲しい。

読了:
「スリーピング・ドール」(上・下)(ジェフリー・ディーヴァ―)
  • 買ったのはしばらく前だったが、やっと読み終えた。リンカーン・ライムシリーズからのスピンオフだが、負けない位面白かった。最初は時間がかかったが、途中から引き寄せられるように読むスピードが速くなった。伏線が幾重にも巡らされているし、犯人(カルト首領)が死んだのがえらく早かったのも理由があって・・・リンカーンとアメリアの登場も面白かった。でも毎度ディーヴァ―の長編は「読もう」と意気込まないと読み進めない。何故だろう?(評価A)
「予測できた危機をなぜ防げなかったのか?」(マックス・H・ベイザーマン、マイケル・D・ワトキンス)
  • 9.11とエンロン破綻を主な題材に、後から振り返ると「予測可能」と思われた事態がなぜ防げなかったのか、認知要因、組織要因、政治要因という3つの問題が明らかにされている。リーダーがこの3つを単独で克服するのは相当困難であるように思う。特に政治要因を打破するのは難しいように思う。(評価A-)
「パブリック」(ジェフ・ジャービス)
  • パブリックであることの意味、「プライバシー」とは何か・・・重たいテーマを提起している本だと感じた。それ(定義と言い換えられるか)は世代間でも大きく異なっている。今まさに日々の仕事を進める中で、SNSとの付き合い方を考えさせられているので、非常に参考になった。とにかく「世の中」が変わったのは確かだ。(評価A)
購入:
「エスケープ・ベロシティ」(ジェフリー・ムーア)、「日経プレミアシリーズPLUS日本経済がわかる」(日本経済新聞出版社編)、「多様性とイノベーション」(デヴィッド・スターク)

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