2012年1月21日土曜日

海外で成功する条件とは?

全豪オープンテニスで錦織圭が80年ぶりに4回戦に進出した。去年後半の勢いがあればツォンガを破ることも夢ではない。今年一年でどこまでランキングを上げられるか楽しみだ。また、今日はダルビッシュのテキサス・レンジャーズ入団会見があった。球団社長がノーラン・ライアンということなので、ピッチャーの気持ちを理解してもらえれば大活躍は間違いない。

一方、サッカー選手については所謂「欧州組」の多くが壁にぶち当たり、帰国する選手も増えてきた。1年目はそこそこ通用するが、2年目に伸び悩むという共通点があるように見える。Jは春秋制なので、欧州リーグの開幕時には既にトップコンディションで働けるから移籍1年目はOK。そこで安心してしまうのではないか?また、いきなりトップクラスのリーグに背伸びして行った選手がNGとなるケースも多い。このあたりは選手だけでなく、代理人もしっかり考える時期に来ているように思う。

読了:
「ハーバード流 ボス養成講座」(リンダ・A・ヒル、ケント・ラインバック)
  • マネジャーは自分・人脈・チームのすべてをマネジメントする必要がある。本書のセルフアセスメントを利用することで、自分の現在地点や開発すべき分野を意識できるのが良い。部下のマネジャーに是非読ませたい。(評価A+)
「ブラック・スワン降臨」(手嶋龍一)
  • 9.11をなぜ防げなかったのか、から始まって、トモダチ作戦やオサマ・ビン・ラディン殺害まで、この10年余りの大事件の裏にあるインテリジェンスの世界を面白く読むことができる1冊。アメリカも褒められたものではないが、それ以上に日本のインテリジェンスのお粗末さが明らかになる。また、政治リーダーの違いも際立つ。(評価A)
「心を上手に透視する方法」(トルステン・ハーフェナー)
  • 「マインド・リーディング」の本だが、仕事上活用できる点が思いのほか多かった。リーダー・マネジャーには、ここに書かれていることを理解し、表情・態度をうまく生かしてメッセージを伝えるための演技力も求められるのだと思う。酒の席でみんなを驚かすような技も習得しようかな。(評価A-)
購入:
「グーグル ネット覇者の真実」(スティーブン・レヴィ)、「略奪大国」(ジェームス・スキナー)、「ユーロ危機と超円高恐慌」(岩田規久男)、"Great by Choice" (Jim Collins, Morten T. Hansen)

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