2012年1月14日土曜日

FIFAバロンドール

今週も風邪がなかなか抜けず大変な1週間だった。ようやく90%回復というところだ。

FIFAの女子年間最優秀選手に澤、最優秀監督に佐々木氏が選ばれたのは期待していたが、やはり嬉しかった。年初から佐々木監督のインタビュー(TVおよび記事)を読んでいると、しっかり中期的な戦略も考えていることが窺えて頼もしかった。W杯は優勝したが、イングランドに敗れ、アメリカとも「引き分け」だったことを忘れてはいけない。日本のマスコミは「世界1」とはやし立てるが、実際には世界ランクがようやく3位になっただけ、まだまだチャンピオンではなく挑戦者なのだ。一過性のブームに踊らされることなく、オリンピックでも「後につながる」結果(=メダル獲得)を残してくれることを期待する。

デューク・ブルー・デビルズはACCリーグを連勝でスタートした。ガード陣がもっと点を稼げるようになるとNCAAでも期待できるのだが・・・

読了:
「利己的な遺伝子」(リチャード・ドーキンス)
  • 思い返すと、この本を最初に薦められたのは前の会社の社長からだった。人間も純粋に生物として見ると、全く異なる景色が見えるという事や、ゲーム理論がこのような分野でも活用されているのだという事を改めて知った。世界的なロングセラーとなるだけの1冊と納得。でも難しかった。(評価A-)
「多様性とイノベーション」(デヴィッド・スターク)
  • スタートアップ企業や証券会社のディーリングチームを観察するところから、組織の多様性がイノベーションを生みやすい環境を作るという結論に至るのだが、正直なところ良く分からなかった。日本においてはどうなのだろうか?と思うばかりだった。(評価B)
「ニッポン この20年」(日本経済新聞社 編)
  • 「失われた20年」から何を学ぶのかというのがテーマ。野田政権になって、ようやく少しまともな方向に進もうという気配が見えてきたが、中途半端で終わった改革を完遂できるところまで行くのだろうか?政争で失われた歳月はあまりに大きい、と改めて思う。(評価A)
「志を育てる」(グロービス経営大学院 編)
  • 志なくして「やりがい」なし。やりがいのないところから良い仕事は生まれない。特に上に立つ者は心しなければならないと思う。自分自身振り返り、ここで取り上げられたケースのように自問自答しただろうか?サイクルを繰り返し、スパイラルを上るようにより高い志を持っているだろうか?と考えた。(評価B+)
購入:
「心を上手に透視する方法」(トルステン・ハーフェナー)

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