2012年1月7日土曜日

2012年は風邪でスタート

暮から風邪をひいて、いまだに咳が出る。今日も予定を変更して一日家で過ごした。

天皇杯はFC東京が優勝。そこに今年は渡邉と長谷川がF.マリノスから移籍することが決まった。レイソルのようにJ1でも台風の眼になるだろう。さてF.マリノスはどうやらマルキーニョスが復帰するようだが、大黒や小野とキャラが被っているように思われてならない。HPの社長あいさつを見ると観客数増加を図るとしているが、その割には動きが地味だ。現時点では今年はACLを狙うどころではなく、降格争いに絡むのを如何に防ぐかが現実的な姿としか見えてこない・・・何か次の手はあるのだろうか????

読了:
「3-4-3」(杉山茂樹)
  • FCWCでのバルセロナを見るといかに3バックで攻撃的が理解できた。その上でこの本を読んだので、日本代表が1日も早くオプションとしての3-4-3をマスターしてほしいと思った。同時に、日本のシステムに対する認識がいかに遅れているか、ここでも「ガラパゴス化」が進行していたことに驚いた。(評価A)
「PLUS日本経済がわかる」(日本経済新聞出版社 編)
  • 日経プレミアシリーズのPR本という位置づけに見えるが、内容は濃かったと思う。伊藤元重教授の3つの論点(日本を外に開く、長期に持続できる仕組みを作る、マーケット・メカニズムを徹底活用する)が政治の停滞で実現できなくなることを心配する。(評価A)
「PLUS会社がわかる」(日本経済新聞出版社 編)
  • PLUSの第二弾。野中郁次郎教授の話は"Managing Flow"などの抜粋だが、分かり易くまとまっている。「会社が道を誤るとき」の九州電力の話を読んで、F.マリノスの社長の行動(コミットメント未達成、「周りに説得された」と辞意撤回)は日本企業特有の「悪しき風習」の現れだと思った。(評価A)
「エスケープ・ベロシティ」(ジェフリー・ムーア)
  • 「キャズム」、「トルネード経営」などで知られる著者の最新作。ただ、読んでいると「イノベーションのジレンマ」、「ブルーオーシャン戦略」などと被る考えのように思われた。5つの力(カテゴリー力、企業力、市場力、製品力、実行力)の階層付も訳語のせいかしっくりこなかった。内容もどちらかというと戦術面に重きが置かれているようで、少し物足りなさを感じた。(評価B+)
購入:
「ハーバード流ボス養成講座」(リンダ・A・ヒル、ケント・ラインバック)、「ブラック・スワン降臨」(手嶋龍一)


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