U22がシリアに負けて、グループ2位に後退した。アテネ、北京、ロンドンと3大会連続で「予選4戦目で敗戦し、2位に後退」という結果になった。ただ、これまでと比較すると今回の方が深刻のように思われる。シリアが残り2試合に負けるというのは期待できないし、マレーシアとの最終戦は、仮に日本戦と同様にホームでできなくても、日本戦の結果を踏まえて戦える。加えて日本は海外組の招集が難しいし、Jリーグ各チームも開幕直前・直後の招集には抵抗するだろう。「2軍」と悪口を言われてもアジア大会を制した時のように、「奇跡」を起こせるか、見守りたい。
バルサはオサスナに負けて、リーグ4連覇の可能性は限りなくゼロになった。アウェーで勝てないバルサには金子達仁氏が金曜夜の「Foot」で語ったように、「終わりの始まり」が来たのだろうか・・・
読了:
「略奪大国」(ジェームス・スキナー)
- アメリカ人だから書けた本ではないか、というのが結論。政府の役割を過小評価しているところもあるかもしれないが、資本主義経済においては「より高いリターンを生むところにしか投資してはいけない」のが当然の帰結であり、そのことからすると日本政府が今のような「社会主義」を続ける限り発展はありえない。(評価A)
「円高の正体」(安達誠司)
- 為替相場のメカニズムを易しく解説し、現状の円高の問題点を明らかにして、事態を好転させるためには最低28.8兆円のマネタリーバース拡大が必要であることを論理的に明らかにしている。「世界の最先端をいっている」らしい日本銀行はFRBが事実上インフレターゲットを置いたことを「時代遅れ」とするのだろうか?It's Economy, Stupid!と言いたくなる。(評価A)
「突き抜ける人材」(波頭亮、茂木健一郎)
- 人材面から日本が世界に取り残されている状況を憂う著者2人は、スティーブ・ジョブズの”Stay Hungry. Stay Foolish."の意味するところを彼らなりに明らかにし、「突き抜ける人材」輩出に自ら乗り出そうとしている。同年代の自分としては是非応援したい取組だ。読んでいて意外だったのは、民主党政権、および小沢一郎氏に対する評価の高さだ。(評価A)
「WHYから始めよ!」(サイモン・シネック)
- WHYを中心にWHATとHOWが周囲を囲む「ゴールデン・サークル」について、コンセプトは理解するが、使われている事例のすべてが本当にWhyから始めているかは若干疑問だった。スティーブ・ジョブズやサム・ウォルトンは確かにWhyをクリアに説明できそうだが、実際のところではWhatが先でWhyを後付していても、ストーリーさえ綺麗であれば成功できるように思う。(評価B)
購入:
「官報複合体」(牧野洋)、「グローバルで勝てる組織うをつくる7つの鍵」(後藤将史)、「レーガン」(村田晃嗣)、「成熟社会の経済学」(小野善康)
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