2012年4月7日土曜日

公式戦0勝4分3敗

先ほどアルビレックスとの試合が終わり、またスコアレス・ドローに終わった。「前節よりはまし」という人がいるかもしれないが、プロは結果が全てだ。まして、去年からACL出場が公約だったチームにとって、この状況は許されない!フロントも含む人心一新を希望するのみ。

読了:

「アウトクラッシュ」(深町秋生)

  • 「組織犯罪対策課 八神瑛子」シリーズの第二弾。主人公は今回海外からやってきた暗殺者と対決する中で、「なぜ夫が殺されたか」について、また一歩真相に近づいた。次に何が起こるのか、キャリア署長との関係はどうなるか?(評価A)


"The Advantage"(Patrick Lencioni)

  • いつもストーリー仕立てでマネジメントのあり方を解説する著者が、(今のところ)唯一そのスタイルを取らずに、「健全な組織」とはなにかを解説している一冊。マネジメント・チームがチームとしてワークし、全社員が分かる明確な方針を打ち出すこと、またその方針が企業文化と根付くような人事のありようなど、「当たり前だけど実践するのが難しい」課題に、どのような形で取り組むかが分かり易く説明されている。変革のマネジメントに有効な一冊。(評価A)
「響き合うリーダーシップ」(マックス・デブリ―)
  • ハーマン・ミラー社CEOだった著者が語るリーダーシップ論。アメリカ企業らしい倫理観がしっかりと社内に根付いている一方で、日本企業のように現場力を大切にしている点がユニークだと思う。そういう会社だから高価だけどすわり心地のよいビジネスチェアーを生み出せているのだろう。ただ、この手法は、CEO直属部下はじめ幹部にまでしっかり方針が浸透しなければ、大きな組織では実践が困難ではないか?(評価A-)
「人を魅了する」(ガイ・カワサキ)
  • 表紙の謳い文句には、「一流の職業人であるための技術」とあるが、一流のマーケター・リーダー用のノウハウと思われる。「自分をどうすればマーケティングできるか?」という課題を考えるとき、もっとも効果を発揮する本であると思う。(評価A)
「財務省のマインド・コントロール」(江田憲司)
  • 個人的には、前半の「財務省はいかに嫌なところで、どうやって政治を牛耳っているか」という部分より、最後の政策提言のところが面白かった。ある意味では「みんなの党」のマニフェストともいえるような内容で、個人的には賛同するところが多い。大阪維新の会と政策的には一番近いし、自民・民主が再編する際には一つの極になりうるポジションだと思う。(評価A+)
「震える牛」(相場英雄)
  • 「平成版『砂の器』」と言えるかどうかはともかく、非常に面白かった。ミステリーではあるが、経済小説がメインの著者だけに、描かれている各社の戦略は極めてリアルだと思う。現実の世界では、こんなことが起こったら恐らくパニックだろう・・・そうならないことを祈る。(評価A+)
購入:
「リーダーの決断 参謀の決断」(童門冬二)、「リーダーの値打ち」(山本一郎)、「なぜ日本企業は『グローバル化』でつまずくのか」(ドミニク・テュルパン)、「知識創造経営のプリンシプル」(野中郁次郎、紺野登)、「リーン・ソリューション」(ジェームズ・P・ウォーマック、ダニエル・T・ジョーンズ)、「指導力」(ジョー・オーエン)、「ガイドツアー複雑系の世界」(メラニー・ミッチェル)

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