2012年4月22日日曜日

いつまで続く泥濘ぞ

F.マリノスは昨日もジュビロに負け。試合後の「負けた気がしない」という談話が却って深刻さをうかがわせる。つに降格圏に転落したにも関わらず、いつまでカンフル剤を打たないで我慢するつもりなのだろう?????次節は今節快勝のヴィッセル戦。・・・勝てそうな気がしない・・・

今朝のクラシコでレアル・マドリーに負けたことで、バルサの4連覇は絶望的になった。チャンピオンズでもチェルシーに苦戦しているが、せめてこちらでは優勝して欲しい。そうすれば今年こそメッシを横浜で見るぞ!

読了:
「なぜ、日本企業は『グローバル化』でつまずくのか」(ドミニク・テュルパン、高津尚志)

  • IMDの学長で日本企業を長年研究してきた著者による本なので、実例に富み、説得力のある議論になっていると思う。企業自身が努力することはもちろんであるが、日本の教育、特に大学教育から変えていかないと、本当の意味で、グローバルな人材を増やすことは難しいのではないかとも思う。(評価A)
「模倣の経営学」(井上達彦)
  • ヤマト運輸の宅急便、セブンイレブン、スターバックスとドトール、トヨタが如何にして他社の事例を学び、自社のビジネスモデルへと昇華させたかをP-VAR(Position-Value,Activity, Resource)というモデルで分析している。重要なのは他社の事例を見るときのこちらの視座ではないだろうか?同じモデルから出発してもスタバとドトールのように出来上がりが異なるというのが象徴だろう。(評価A)
「リーン・ソリューション」(ジェームズ・P・ウォーマック、ダニエル・T・ジョーンズ)
  • サービス業においてもリーン手法が有効であることを解説した一冊。カーディーラーの事例を見ていると、我が社が今リーンを取り入れて拡大していく意義を改めて認識した。ただ、後半は少し冗長だと感じた。(評価A-)
「知識創造経営のプリンシプル」(野中郁次郎、紺野登)
  • 「知識創造企業」から「流れを経営する」までの一連の書を再構成したガイドブック。所謂ポジショニング論やリソースベース論と異なる戦略論(ダイナミック・ケイパビリティと近いように思う)から、組織論までが網羅されており、様々な示唆がある。後半の都市論も面白い。モノづくりに拘泥することの問題もその通りだと思う。(評価A)
「ルーズヴェルト・ゲーム」(池井戸潤)
  • 「下町ロケット」同様に、経営の厳しい現実と「夢」(今回は社会人野球チーム)とのジレンマに遭遇したとき、人はどのように対応するかが良く描かれている。登場する企業も「あそこらへんがモデルかな?」などと考え、楽しみながら読んだ。(評価A)
今週は久々に購入はなし。GWまでに何冊読めるかな?

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