2012年4月15日日曜日

今節も勝ちきれず・・・

昨日のアルディージャ戦、リーグでは開幕戦以来の得点が入ったが、結局追いつかれ引き分け。F.マリノスは順位こそ15位だが、コンサドーレと共に未勝利。(ただ、皮肉にもそのコンサドーレはナビスコ杯でF.マリノスに勝っている。)アントラーズ、ガンバ、アルビレックスのように今節初勝利と行かなかっただけでなく、相変わらず先が見えない。小野は得点こそ取ったが、決定的なチャンスでラストパスをミス。頼みの俊輔さえ相手に動きを読まれてボールを失うことも多く、この状態なら思い切って狩野で行った方が良いかも。今年は5月末まで中断がないので、このままだと中断後はJ2降格を覚悟いないといけなくなりそうだ。

読了:
「循環思考」(横山禎徳)

  • 問題の裏返しを「答え」とする愚を戒めるというのはその通り。ただ、システム思考をなぜ循環思考と敢えて言い換えているのかはよく理解できなかった。後半の好循環を生み出す社会システムデザインの話は面白かったが、現実の政治・官僚支配の実態からは遠すぎるように思われた。それこそ「維新の会」が国政の中心にならないと、「好循環」を生み出す機運もできないだろう。(評価B+)
「『新訳』事業の定義」(デレク・F・エーベル)
  • 戦略を考える際に自社の事業をどのように定義するかは重要だ。本書は戦略論の「古典」と言えるもので、ポーターの「競争の戦略」のように、内容は今でも十分参考になる。ただ、本書に取り上げられている会社は、「そんな会社があったんだ!」と思うようなものが多く、そのことで時代を感じた。(評価A)
「ザ・ミッション」(Dr.ジョン・F・ディマルティーニ)
  • 自分の価値観を知ること、何かが欠落していると感じるのは、その価値観を重要視していればこそだ。というのは言われてみるとその通りだと改めて感じた。ただ、本書にあるようなワークやアファメーションを試すかと聞かれると、Noと答えることになるだろう・・・(評価B)
「リーダーの決断 参謀の決断」(童門冬二)
  • 歴史(といってもほとんど戦国時代から幕末にかけての時代だが)における様々な決断について、その時点でのオプションと選択の結果を解説するという手法がユニークだった。著者の解説に「?」と思うところもあるが、本書を通じ、筋を読むことと、コミュニケーションの重要性が決断そのものと同様に重要なのだと思う。(評価A-)
「リーダーの値打ち」(山本一郎)
  • 副題の「日本ではなぜバカだけが出世するのか?」を面白いと思って読んだ。そのこと自体は「ピーターの法則」そのものだが、やはり日本の組織の在り様が時代遅れになっていることは事実だと思う。日本がまだ競争力を持つと思っていたコンテンツ業界ですら、例外ではないという事は衝撃だった。(評価A-)
購入:
「模倣の経営学」(井上達彦)、「タイム・マネジメント4.0」(竹村富士徳)、「世界史」(上)(下)(ウィリアム・H・マクニール)、「隠れていた宇宙」(上)(下)(ブライアン・グリーン)、「説得力」(ジェームズ・ボーク)、「影響力」(ジョー・オーエン)、「マネジャーのための経営モデルハンドブック」(マーセル・ヴァン・アッセン、ガーベン・ヴァン・デン・バーグ、ポール・ピーテルスマ)

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