2012年5月13日日曜日

これは本物?

F.マリノスは昨日サンフレッチェに逆転勝利で4連勝。暫定順位も9位まで上がってきた。マルキーニョスの復帰がFW陣に良い影響を与えているのは間違いなさそうだ。それでも個人的にはまだ懐疑的。夏場に再度失速するのを危惧している。ベガルタやサガンが勝てなくなってきたので、全体はますます混戦になるだろう。

欧州のリーグが最終盤になって、夏の移籍が話題を占めるようになってきた。日本代表クラスではやはり香川がどうなるかだろう。マンUかそれとも???プレミアではこれまで本当にレギュラーを獲得した日本人はいないので、もし香川が移籍するなら、その第一号になって欲しいにはもちろん、更にその先はバルサかレアル・マドリーまで狙う位活躍してほしい。

読了:
「マネジャーのための経営モデルハンドブック」(マーセル・ヴァン・アッセン、ガーベン・ヴァン・デン・バーグ、ポール・ピーテルスマ)

  • オランダのコンサルティング・ファームのメンバーによるハンドブックなので、USのビジネス理論だけでなく、ヨーロッパ発のモデルやフレームワークも紹介されているのが特徴。単にコンセプトを説明するだけでなく、使用方法や使用上の注意まで書かれているので、経営課題を検討する際に参考となる本だといえる。(評価A)
「組織能力のハイブリッド戦略」(高木晴夫)
  • 組織能力を向上させるという点で仕事・人の両面から見ていくことは必要だが、日本企業=人ベースの組織、欧米企業=仕事ベースの組織 という2分法が前提となっている点に違和感を覚えながら読んだ。実際に取り上げられている企業を考えると、むしろ企業の発展段階や(こちらの方がインパクトは大きいが)採用方法等から結果的に比重をどちらに置いているかが決まるように思う。(評価B+)
「実践知」(金井壽宏、楠見孝)
  • 第Ⅰ部の理論編については、いかに現場において実践知が形成され・伝承されるかが、知識創造における所謂SECIサイクルなどとの関係も含め述べられており、良い内容だと思う。ただ、第Ⅱ部の実例はあまりピンとこなかった。もう少し「会社」の例があれば良かったのにと感じた。(評価A-)
「いかにして問題をとくか 実践活用編」(芳沢光雄)
  • ボリアの名著「いかにして問題をとくか」のエッセンスを実生活の問題解決方法に結び付けて、分かり易く解説している。2冊併せて読むと更に良い。決して数学の本ではない。本文でスカイツリーの高さが誤っているのはご愛嬌?最終章を実践していなかったのか、それとも読者が気づくか試したかったのか?(あとがきでは正しい数字になっているだけに気になった。)(評価A)
購入:
「日本と世界の『流れ』を読む経済学」(伊藤元重)

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