2012年10月21日日曜日

欧州遠征をどう活かすか?

日本代表の欧州遠征第二戦は0対4と完敗だった。日本もフランス戦よりはましな内容だったが、ブラジルとの決定力の差は歴然。現状のチームでW杯に臨むのであれば、岡田流守備重視でいかざるを得ないだろう。求められるのは、一刻も早く最終予選を突破し、来年6月のコンフェデレーションカップ経由で2014年ブラジル大会に向けた「世界仕様」のチームへの進化だ。ロンドン世代の起用を増やすことになる。セントラルMFやFWは新たな選手に代わらざるを得ないだろう。本田について、個人的にはトップ(ゼロトップのフェイク)よりもセントラルMFが良いと思う。相棒は山口蛍?トップ下には香川、左右には個で突破できる宇佐美・宮市あたり。トップには期待を込めて指宿。但し、誰を選ぶにしても、各選手の各段のレベルアップが不可欠だ。リーグ戦で試合に出ることがニュースになっているうちは、ブラジルとの実力差は埋まる筈もない。0対4という結果を真摯に受け留め、頑張って欲しい。

ところで最終予選B組では第5節でオーストラリアとオマーンが勝利、折り返し時点で日本と勝ち点5差となった。次節(11月)オマーンにアウェーで勝利すれば、ほぼ日本の勝ち抜けが決まる。一方A組では韓国がイランに敗れたため、混戦模様。それでも最後はこの2チームだろう。

J1は残り6節。F.マリノスはジュビロに完勝。7位に浮上して、ACL圏内に首の皮一枚繋がったまま。マルキーニョスや俊輔があれだけやるのだから、若手はもっと出来る筈。グランパス戦で意地を見せてほしい。

アメリカではフットボールシーズンが佳境。デューク大学のブルー・デヴィルズは久々にUNCター・ヒールズに勝利し、1994年(私のMBA1年目)以来の勝ち越しが決まった。ボウルゲーム出場になればビッグニュースだ。

読了:
「経営の神髄」(上)(下)(P.F.ドラッカー、ジョゼフ・A・マチャレロ)

  • ドラッカーの「マネジメント 課題・責任・実践」について、マチャレロがその後の著作物を援用しアップデートしたもの。このため一貫性はやや犠牲になっているが、「ドラッカー経営哲学」の最終到達地点が分かる内容になっている。オリジナル「マネジメント」とは別の著作として、こちらも机に常備しておきたい。(評価A)
購入:
「バーニング・ワイヤー」(ジェフリー・ディーヴァ―)、「禁断の魔術 ガリレオ8」(東野圭吾)、「ビジネスについてあなたが知っていることはすべて間違っている」(アラステア・ドライバーグ)

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