2013年4月14日日曜日

6連勝!この勢いはまだ続きそう!

 今シーズン初めて日産スタジアムへ足を運んだ。フロンターレとの「ダービー」であり、F.マリノスが首位ということもあって、観客数も27,000人あまりと昨日のマッチでは断トツに多かった。
 結果は2対1だったが、決定的チャンスの数からするともっと点差がついておかしくないゲームだった。マルキーニョスが決定機を2回逃し、同点に追いつかれたときは一瞬「引き分けかな」という考えも頭を過ぎったが、終了間際に端戸の点が決まって大興奮。こういう試合を勝てるのは実力がついたという証拠だろう。
 それにしても俊輔である。生で見た俊輔は去年の最終節同様にピッチ上あらゆるところに現れ、ボール奪取にからみ、決定的なパスを出し、CK・FKを蹴り・・・と攻守両面で大活躍だった。今が最盛期と言っても問題ない(イエローカードはいただけないが・・・)俊輔がこの状態を続けられるなら、もうしばらく連勝できそうだ。

読了:
「企業が『帝国化』する」(松井博)

  • アップル、グーグル、マクドナルド、エクソンといった日本でのお馴染み企業に加え、タイソンフードやモンサントといった企業が如何に帝国化し、我々の日常生活を支配しているか。また、そうした帝国が労働市場にどう影響を及ぼすかといった日本ではあまり語られていない「不都合な現実」が説かれている。こうした企業とどう付き合うべきか、「支配される側」が留意すべきポイントまで描かれている。なかなかの1冊。(評価A)
「経済学で読み解くこれからの日本と世界」(伊藤元重)
  • 「正統派」経済学者の目を通して見る日本と世界。経済学も使える学問だということを理解できる。日本再生のためにはアベノミクス3本の矢に加え、財政再建の道筋を明らかにするという4本目の矢が必要だという著者の指摘は全くその通りだ。サイレントマジョリティの立場が正しく代弁されているのでないか。(評価A)
「ソーシャルな資本主義」(國領二郎)
  • 矛盾したタイトルではあるが、公(パブリック)、私(プライベート)に共(ソーシャル)を加えるという現代社会の新たな構図を説いている。「つながり」をいかに経営戦略に生かすかといった観点、新たなリスクの発生などまだまだこれからも分析・研究をしていくべき領域が明らかになっている。(評価A)
「古今の名将に学ぶ経営戦略」(デービッド・ロジャーズ)
  • ナポレオン、ハンニバル、フリードリッヒ大王など世界史に登場する名将の戦略から、現代の企業戦略に生かすべき7つの教訓を導き出している。本書が書かれたのはもう四半世紀前なので、取り上げられた企業の中にはその後倒産したものなども含まれているが、教訓そのものは今でも十分通用する「定石」と言って良いだろう。目標と計画の混乱など耳が痛いことも多かった。(評価A)
購入:
「仕事ができる人はなぜモチベーションにこだわらないのか」(相原孝夫)、「ビジネスで大事なことはマンチェスター・ユナイテッドが教えてくれる」(広瀬一郎、山本真司)、「会社をつぶせ」(リサ・ボデル)、「パワー・クエスチョン」(アンドリュー・ソーベル、ジェロルド・パナス)




 

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