2013年4月7日日曜日

F.マリノス5連勝、DukeはFinal4逃す

 F.マリノスは昨日もサンフレッチェに快勝。ナビスコ杯ではアルディージャに負けたが、J1では唯一5連勝を達成した。爆弾低気圧の影響でピッチにはあちこち水たまりができていたが、ホームのサンフレッチェよりも対策ができていた。冨澤のミドルは見事だったし、中町と兵藤のコンビで崩した2点目は素晴らしかった。ボランチの2人でも点が取れるのは強みだ。これならもう少し連勝が伸びるだろう。
 
 Dukeは残念ながらFinal 4に進めなかった。ルイビルが一枚上手と言わざるを得ない。これでカリー、ケリー、メイソン・プラムリーの主力3名は卒業となる。次のシーズンではどんな戦いを見せてくれるだろう?

読了:
「リ・インベンション」(三品和広+三品ゼミ)

  • 日本企業にとって、イノベーションは取るべき戦略ではない、携帯電話の例を考えると、イノベーションを追求したガラケーではなく、リ・インベンションをおこなったスマートフォンが勝者になっている。本書ではこうしたリ・インベンションこそ日本企業に求められる戦略だということを様々な事例で説いている。ブルー・オーシャン戦略を言い換えただけのようにも思うが、方向性は正しい。ただし、実践には日本企業の体質まで踏み込んだ改造が必要であり、ハードルは高いだろう。(評価A+)
「ジャッジメントコール」(トーマス・H・ダベンポート、ブルック・マンビル)
  • 「分析力を武器とする企業」などの著作と異なり、決断にフォーカスを宛てた内容になっている。情報資産をいくら持っていても最終決断が誤っていては失敗への途をたどるだけということだ。本書の面白い所は、リーダー一人の決断力を称賛するよりも、グループの知恵を評価している点だ。(評価A-)
「マネジメントとは何か」(スティーブン・P・ロビンズ)
  • ”The Truth about Managing People...and Nothing But the Truth"第3版の邦訳。第2版「マネジメントの正体」をベースに、ビジネスにおける新たな潮流についての記述が加わっている。それぞれの項目は数ページと短いが、陥りがちな問題とそれを避けるためのアドバイスが凝縮されているので、何かの折に参照していきたい。(評価A)
「2020年 金融サービス」(日本IBM金融インダストリー・ソリューション)
  • リテール金融(銀行・証券・ノンバンクおよび生損保)がITの影響をうけどう変わっていくか、テクノロジーソリューションを提供する立場から予測した1冊。しかしながら、保険の項目ではリテールの記述をしていく中に突然企業分野の話題(東日本大震災やタイの洪水での企業のリスクマネジメントの話題)が出てきたりして読みづらかった。「ライフスタイル」が保険料を決めるという予測は面白かった。(評価B)
購入:
「経済学で読み解くこれからの日本と世界」(伊藤元重)、「ソーシャルな資本主義」(國領二郎)、「古今の名将に学ぶ経営戦略」(デービッド・ロジャーズ)、「殻」(高橋伸夫)、「勝利と成功の法則」(日本経済新聞社 編)、「ドラッカー 教養としてのマネジメント」(ジョゼフ・A・マチャレロ、カレン・E・リンクレター)、「全思考法カタログ」(三谷宏治)、「スマート・シンキング」(アート・マークマン)、「すべては『先送り』でうまくいく」(フランク・バートノイ)

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