2013年5月19日日曜日

Michael Jackson: The Immortal World Tourに行ってきた

 昨日は横浜アリーナでのThe Immortal World Tourを見てきた。マイケル・ジャクソンの音楽とシルク・ド・ソレイユのコラボは絢爛豪華で、あっという間の2時間だった。アップテンポの曲ではマイケルをコピーしたダンス・パフォーマンス、一方スローな曲ではアクロバティックなシルクらしさが見られた。日本人の新体操もあって盛り沢山。世界平和や環境保護などのアピール色が強いことには賛否あるだろうが、いずれにしても改めてマイケルの偉大さを認識した。生前望んでいたというシルクとの「リアル」な競演ができていたらどんなに凄かったろう。ただ、舞台が低く見づらかったのは残念。首が痛くなった。

 F.マリノスはナビスコ・カップでジュビロに快勝したあと、昨日はベガルタとスコアレス・ドロー。試合は見ていないのだが、動きが鈍かったという新聞の評からすると、カップ戦でベテランを使ったのがマイナスに働いたように感じる。今週はアウェー2試合、ナビスコカップは引き分けで十分なので、ブレーク前最終戦のサガン戦に重点を置いて、メンバーを考えて戦ってほしい。

読了:
「なぜ企業はマーケティング戦略を誤るのか」(野口智雄)

  • 「ブルーオーシャン戦略」、「ラテラル・マーケティング」などマーケティングに関する戦略論(「ロングテール」、「フリー」や「行動経済学」などを含めている点には若干抵抗はあるが・・・)について、そのオリジナリティ、理論性、実証性、実務有効性、発展可能性という5つの視点から評価している。タイトルはミスリーディングな感じだが、いわゆる3Cを評価したうえでどのような戦略を立てるか考える上で参考になる。(評価A-)
「100%」(ジェームス・スキナー)
  • 良い意味でも悪い意味でも「日本人にはこれは書けないな」というのが率直な感想。「今の自分がおかれている環境は自分の選択した結果だ」、「毎日を100%で生きているかが重要」というのは改めて胆に銘じておきたい。一方で、「自分がやらなくてもいい仕事は誰かに任せろ」というと、「じゃあ、任された方はどうするの?」と突っ込みたくなった。(評価B)
「はじめての経営学」(東洋経済)
  • 一橋大や神戸大などの経営学者による入門書。各分野における基本および最新理論の解説と参考図書の紹介は分かり易い。(評価A)
「戦略論の名著」(野中郁次郎 編著)
  • 孫子、クラウゼヴィッツ、マキアヴェッリといった古典から石原莞爾、リデル・ハート、さらには最新理論まで、戦略論の「必読書」が網羅されている。計略の重要性をどうとらえるか、戦術とリーダ―のありかたなど違いはあるが、経営を考える上で戦略論からの学びが大きい事を改めて感じた。(評価A)
「ハーバードが教える10年後に生き残る会社、消える会社」(ジョセフ・バウアー、ハーマン・レオナード、リン・ペイン)
  • ハーバード・ビジネス・スクール(HBS)の100周年記念行事から始まった未来予測とビジネスのあり方を模索する旅の総括、といった趣の1冊。資本主義が変革を迎えつつあること、環境問題などよりグローバルな考え方が求められることなど、これからの経営を考える際の視座をどこに置くかという点で参考になる。(評価A-)
「戦略思考トレーニング」(鈴木貴博)
  • 実際のケースを題材に戦略思考の勘所をクイズによって学ぶことができる。右脳と左脳のバランスというか、ロジカル・シンキングとラテラル・シンキングのシフトチェンジの繰り返しを如何に行えるかが戦略思考の要諦ということが、設問を考えることによって理解できる。残念ながら答えを知っていた事例がいくつか含まれていたが、それを差し引いても学べた。(評価A)
購入:
「達人と読むビジネス名著」(日本経済新聞社 編)、「教養の力 東大駒場で学ぶこと」(斎藤兆史)

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