2013年10月12日土曜日

日本代表はこれでも大丈夫?

欧州遠征第一戦のセルビア戦は0対2で敗戦。ボールは一定支配するが攻撃のテンポが単調で迫力に欠けるといういつもながらの展開。セットプレーからの素早い動きについていけなかった先制点のシーンも、自分たちのミスからカウンターを決められたロスタイムのシーンも、悪い時(最近は毎度の事で見慣れてきたのが残念!)の再現Videoを見たような試合だった。W杯予選敗退が決まっている相手にアウェーとはいえ無得点はいただけない。ザッケローニは今回も故障上がりの遠藤を最後まで使った。余程序列が大切なのか?次戦のベラルーシ戦で結果が残せないようなら、11月のオランダ&ベルギー(たぶん)の連戦前に荒療治も考えなければならないのではないか?オーストラリアはブラジルに続きフランスにも惨敗してオジェックを解任した。日本も考えるべきだ。

ナビスコカップ準決勝セカンドレグは2対0でF.マリノスが勝利。しかしファーストレグの4失点はハンディキャップとしては重すぎた。しばらく勝てなかったレイソルに勝った事とマルキーニョスが久々に得点した事が19日サンフレッチェ戦に向けた好材料と割り切ってリーグ戦に集中してもらいたい。(次節は今シーズン3回目の日産スタジアムだ。)

読了:
「宇宙は無数にあるのか」(佐藤勝彦)
  • 「インフレーション理論」の提唱者による宇宙論。ビッグバンだけでは宇宙の起源の説明には不十分であること。インフレーション理論を突き詰めるとマルチバースの存在が導かれるといったこと。さらにマルチバースを考えるなら、人間理論の根拠が成り立たなくなることなどが丁寧に解説されている。(評価A)

「生命はどこから来たのか?」(松井孝典)
  • 物理・化学・生物・地学すべてを統合した学問がある。アストロバイオロジーという分野があること自体、本書を通じて知ったが、地球物理学が専門であったはずの著者が研究していることで、また驚いた。最古の生物は何か、地球外生命体はどこに存在するかといった謎がここまで解明できていることに更に驚いた。非常に興味深い1冊。(評価A)
「決定力!」(チップ・ハース、ダン・ハース)
  • 人間として生活を送る上で何かを決めることは避けられない。本書が提唱するWRAP(選択肢を拡げる、仮説の現実性を確かめる、決断の前に距離を置く、誤りに備える)というフレームワークの有効性は直感的にも理解できる。単一の選択肢を「やるか否か」という事態をできるだけ防ぐことから意識しよう。(評価A+)
購入:
「BCG未来をつくる戦略思考」(マイケル・ダイムラー、リチャード・レッサー、デビッド・ローズ、ジャンメジャヤ・シンハ)、「BCG流最強の思考プロセス」(リュック・ド・ブラバンデール、アラン・イニー)、「そして日本経済が世界の希望になる」(ポール・クルーグマン)、「日本の論点」(大前研一)

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