2014年1月4日土曜日

天皇杯優勝!

天皇杯決勝は2対0でサンフレッチェに勝利。F.マリノスは9年ぶりのタイトルを獲得した。リーグで2勝している相手であり、「サンフレッチェ相手に前からプレスをかけることができる唯一のチーム」と俊輔が言っていた通り、終始こちらのペースで試合ができた。リーグの敗戦から立て直し、マルキーニョスの穴を埋めて優勝できたというのは見事だったが、「リーグの方が良かった」というのは本音だろう。「終わりよければ全て良しではない」というのもまた然り。例えば、この試合でも、前半兵藤のシュートが決まっていたら完全にサンフレッチェはギブアップだっただろう。今シーズンACLを含め戦うにはこうしたところを修正していかなければならない。ただ、今は優勝できたという喜びに浸り、疲れた体を休めて欲しい。

俊輔は元日夜のTVでもスーパープレーを見せてくれた。制限時間を過ぎた後ではあったが、25メートル先で上下に動くウェディングケーキに乗った人形に見事命中させたのは、動くバスに蹴りこんだ伝説のFK同様YouTubeなどを通じ世界中で見られることになるだろう。「MVP取ったのと同じくらい嬉しい」という俊輔の言葉にプロとしての誇りを見た。2014年も期待したい。

読了:
「知の武装」(手嶋龍一、佐藤優)

  • 世界の情勢を正しく読み取る「インテリジェンス」が如何に大切か、日本のマスコミ(TV・新聞)では真実を掴むことはできないのだ、ということが改めて証明されるような本だ。また、我が国のジャーナリズムがどれほど薄っぺらいものであるかも理解できる。安倍政権でどこまで著者(佐藤氏)の言う「帝国化」に迎えるか。2014年は試金石になる。(評価A)


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