やはり今年もダメだった。ベガルタに今季初勝利を献上してしまった。ネット記事の見出しは「相性の悪さ露呈」とあったが、とにかく勝てそうな気がしなかった。先日のヴァンフォーレ戦もそうだったが、立ち上がり方が悪い。パスミスが連発し、相手に良い位置でボールを奪われ攻め込まれることが続く。攻撃になっても連動していないので、後ろへ下げる事が多く、フィニッシュで終えられない。かなり重症に見えた。この敗戦で10位以下に落ちることが決定。これから中断までハードな連戦が続くことを考えると心配だ。
読了:
「デザインする思考力」(東大EMP)
- 東大エグゼクティブ・マネジメント・プログラム講師へのインタビューをまとめた第二弾。素粒子物理学、植物病理学、イスラム政治思想、情報通信工学、西洋経済史そして有機合成化学という各分野での最先端研究だけでなく、各講師がどのように思考しているかを知ることができる点で有意義な一冊。(評価A)
「リーマン・ショック・コンフィデンシャル」(上)(下)(アンドリュー・ロス・ソーキン)
- JPモルガンによるベア・スターンズ買収に始まり、リーマン破綻、AIG国有化、ひいてはTARPの成立と銀行への直接投資実施まで、5年半前の危機が詳細にレポートされている。当時感じていたよりはるかに危機の度合いは深刻だったかが、脚色はあろうが極めて詳細に、かつ生々しく伝わってきた。取り上げられている金融機関のうちいくつか(リーマン・ブラザースもそのひとつ)には仕事の関係などで訪問したことがあり、変な言い方だが懐かしかった。また、かつて2006年までAIGで働いた身として、なぜあの巨大企業がおかしくなったのかも理解できた。今度はリーマンの海外部門を買ったノムラやモルスタとの関係を強化した三菱UFJからのストーリーを聞いてみたいと思った。とにかく面白かった。(評価A+)
購入:
「コモンウェルス」(上)(下)(アントニオ・ネグリ・マイケル・ハート)、「叛逆」(アントニオ・ネグリ・マイケル・ハート)、「ほんとうの構造主義」(出口顯)、「知の英断」(ジミー・カーターほか)
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