2014年4月5日土曜日

祝 リトルなでしこU-17W杯優勝!

U-17女子ワールドカップで日本が初優勝した。前々回は決勝でPK戦の末 韓国に敗れ、前回は予選リーグを圧倒的な強さで突破したにも関わらず準々決勝で敗退したので、「やっと」優勝できたという感じもする。そのような感じを抱かせるのも、それだけこの世代における日本女子の力は突出しているし、育成が優れているということだろう。試合を見ていると、やはり連戦の疲れか細かなミスは多いが、随所で光るプレーがあったし、何より選手の「大人っぽさ」が印象に残った。なでしこリーグで戦っている選手が含まれていると聞いて納得!この世代から2020年東京オリンピックの中心選手が何人選ばれるか楽しみだ。

F.マリノスは明日新潟でアルビレックスとアウェー戦。天候が気になる。メルボルン・ビクトリー戦で公式戦の連敗を止めたので、今度はアルビレックス戦での連敗を止めよう!

読了:
「ひるまないリーダー」(ジョセフ・L・バラダッコ)
  • 著者は時代を超える5つの質問に真剣に取り組むことがリーダーシップに必要だとする。「自分は現状を取り巻く環境を十分に把握しているか」、「自分の真の責任とは何か」、「いかにして重大な決断をくだすか」、「核となる正しい価値観を持っているか」、「自分はなぜこの人生を選んだか」という5つの質問は重い。ただ内容は正直面白くはなかった。(評価B)

「イノベーション戦略の理論」(原田勉)
  • イノベーションを成功する確率を最大にすること、能力活用戦略偏重ではなく、能力構築戦略が重要であること。著者の主張するポイントだ。ただ、米国流コーポレート・ガバナンス論が間違いというのは正確ではない。事実本書でも3Mなどアメリカ企業が取り上げられているし、一方シャープのように今苦戦している企業もある。国籍ではなく、いかに戦略を実行できるかが重要なのだ。(評価A)

「ネグり、日本と向き合う」(アントニオ・ネグリ他)
  • イタリアの政治哲学者、というより行動家ネグリ氏が初来日で語った事、そこから感じたことが紹介され、かつ日本の「知性」による論文も収録されている。リベラルな思想に必ずしも共鳴するものではないが、ネグリ氏がマイケル・ハート氏と著した一連の著作を読んでみようかなと触発された。(評価A)

「ライアーズ・ポーカー」(マイケル・ルイス)
  • やっと読んだ。ビジネススクールの時にその一部が資料集にあったマイケル・ルイスの出発点。内容はハチャメチャで、最近見たディカプリオの「ウルフ・オブ・ウォールストリート」にも通じるもの。ブラックマンデー前夜の投資銀行の生態が理解できるし、結局「リーマン・ショック」まで本質は何も変わっていなかったことが窺える。今度「「リーマン・ショック・コンフィデンシャル」を読むとそのあたりがもっと明確に実感できるだろう。(評価A)


購入:
「記者たちは海に向かった」(門田隆将)、「現代思想のパフォーマンス」(難波江和英、内田樹)

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