F.マリノスは明日新潟でアルビレックスとアウェー戦。天候が気になる。メルボルン・ビクトリー戦で公式戦の連敗を止めたので、今度はアルビレックス戦での連敗を止めよう!
読了:
「ひるまないリーダー」(ジョセフ・L・バラダッコ)
- 著者は時代を超える5つの質問に真剣に取り組むことがリーダーシップに必要だとする。「自分は現状を取り巻く環境を十分に把握しているか」、「自分の真の責任とは何か」、「いかにして重大な決断をくだすか」、「核となる正しい価値観を持っているか」、「自分はなぜこの人生を選んだか」という5つの質問は重い。ただ内容は正直面白くはなかった。(評価B)
「イノベーション戦略の理論」(原田勉)
- イノベーションを成功する確率を最大にすること、能力活用戦略偏重ではなく、能力構築戦略が重要であること。著者の主張するポイントだ。ただ、米国流コーポレート・ガバナンス論が間違いというのは正確ではない。事実本書でも3Mなどアメリカ企業が取り上げられているし、一方シャープのように今苦戦している企業もある。国籍ではなく、いかに戦略を実行できるかが重要なのだ。(評価A)
「ネグり、日本と向き合う」(アントニオ・ネグリ他)
- イタリアの政治哲学者、というより行動家ネグリ氏が初来日で語った事、そこから感じたことが紹介され、かつ日本の「知性」による論文も収録されている。リベラルな思想に必ずしも共鳴するものではないが、ネグリ氏がマイケル・ハート氏と著した一連の著作を読んでみようかなと触発された。(評価A)
「ライアーズ・ポーカー」(マイケル・ルイス)
- やっと読んだ。ビジネススクールの時にその一部が資料集にあったマイケル・ルイスの出発点。内容はハチャメチャで、最近見たディカプリオの「ウルフ・オブ・ウォールストリート」にも通じるもの。ブラックマンデー前夜の投資銀行の生態が理解できるし、結局「リーマン・ショック」まで本質は何も変わっていなかったことが窺える。今度「「リーマン・ショック・コンフィデンシャル」を読むとそのあたりがもっと明確に実感できるだろう。(評価A)
購入:
「記者たちは海に向かった」(門田隆将)、「現代思想のパフォーマンス」(難波江和英、内田樹)
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