F.マリノスはアウェーでアントラーズに完敗。これでナビスコカップ準々決勝から通算4連敗となってしまった。榎本がPKを止めたのでスコアこそ0対1だが、相手のシュートを浴びる一方でシュートゼロ(公式記録では1本というが・・・)に完封され、前節以上に全く点を取れる気がしなかった。アントラーズの守備は確かに良かったが、俊輔がズルズルとポジションを下げてフォワードの伊藤と距離が開き、かといってそこを埋める選手もなく・・・アタッキングサードに入った回数は数えるばかりで、横パス&バックパスの数だけが徒に増えていった。ラフィーニャが復活したのが唯一の明るい材料では・・・順位は変わらないが、レッズとの勝ち点差はついに17まで広がった。本人たちはどう考えようと、第三者の目にはチームの状態は最悪に映る。前回書いた通り、このままでは降格争いに巻き込まれるところまで行きかねない。選手の奮起を促すにはショック療法が必要だ。
(余談)レイソルのネルシーニョ監督が今シーズン限りで退任するという。F.マリノスの弱点を一番分かっていたネルシーニョは来季監督にベストだと個人的には考える。
読了:
「ソロモンの偽証」(1)(2)(宮部みゆき)
- 「火車」以来久々に読んでいる。主人公はじめ登場する中学生の心理描写が丁寧なのでページ数が多くなるが、それもこの先の伏線なのだろう。様々な事件を受け主人公の「決意」がどこに進むのだろうか?来週末に(3)、(4)が刊行されるので楽しみだ。(評価は全巻読了後まで保留)
「名家老たちの危機の戦略・戦術」(加来耕三)
- 直江兼続や片倉小十郎、渡辺崋山といった「有名な」家老、二宮尊徳のように有名だが功績は知られていない家老、更には一般には無名な名家老(迷家老含む)が、内紛や財政危機という共通の課題にどのように取り組んだかが分かる。危機におけるリーダーと参謀の役割分担という点では現代日本の企業経営にも通じるところがある。(評価A)
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