2014年10月18日土曜日

ブラジル戦・・・U-19・・・F.マリノス勝つには勝ったが、また1対0

フル代表のブラジル戦は良い所なく、結局ネイマールの引き立て役に終わった。4試合で1勝1分2敗となったことに加え、ブラジル戦で「ベストメンバー」を出さなかった事で、早くもアギーレ批判が始まっている。ブラジル戦の交代カードの切り方を見て、この監督は攻撃の引き出しが少ないのではないか、と不安になったのは事実だ。11月の2試合でも新戦力探しをしているようでは、アジアカップ連覇は厳しい。アジアはそんなに甘くない。

そのアジアでの闘いに参加していたU-19代表は南野の活躍で韓国に勝って希望を繋いだが、準々決勝で北朝鮮にPK戦負け。4大会連続でU-20ワールドカップ出場を逃した。前回書いたことを繰り返すつもりはないが、このまま育成世代が世界大会を逃し続けるようなら、フル代表のW杯連続出場にも早晩黄色信号が付くだろう。サッカー協会が一刻も早く根本的な対策に乗り出さないと手遅れになる。どこまで危機意識を持っているのか?覚悟を示してもらいたいと思うのは私一人ではないはずだ。

F.マリノスは代表ウィークにカップ戦がなかったため2週間ぶりのエスパルス戦となった。結果は藤本のシュートがディフェンダーに当たりコースが変わったというラッキーな1点で、9月23日以来の勝利を挙げた。ただ、シュートが枠にさえ行けば、というシーンがいくつもあり、フラストレーションが解消するような訳にはいかなかった。どんなに精力的にボールをチェイスし、チャンスを作っても、ゴールという結果がなければムダになるのがサッカーです。プロなんだから、もっと正確に蹴れるよう練習しましょう!これで勝ち点が40になったので、まず残留は確実になった。次は賞金圏内を目指しましょう。

読了:
「ハーバード・ビジネス・レビューBEST10論文」(Diamondハーバード・ビジネス・レビュー編集部)

  • クリステンセン、ドラッカー、キム&モボルニュ、コッタ―、ポーター、ミンツバーグ、ハメル&プラハラードなどの執筆陣は確かにBest 10と呼べるメンバーだ。また、全て読んだことのある論文だが、今読み返しても改めて考えさせられた。しかし選ばれている論文は必ずしも「代表作」ではないし、もっとインパクトのある論文集が作れたのではないかと思うと残念だ。(評価A-)
「エッセンシャル版 ミンツバーグ マネジャー論」(ヘンリー・ミンツバーグ)
  • 上の論文集に掲載された「マネジャーの仕事」から約40年。ミンツバーグは今でもマネジャーの重要性を誰よりも考えているのだ、と本書を読んで感じた。本書ではマネジメントの多様性、マネジャーの抱えるジレンマなどが29人の様々な階層のマネジャーの実例から解説されていて、明日からの役割を考え、実践するのに大いに参考となった。(評価A)


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