2014年10月4日土曜日

不満&不安なアジア大会の結果

アジア大会のサッカーは前回期待した結果を得られなかった。U-21で臨んだ男子は準々決勝で地元韓国に敗れ、また国内組のなでしこは決勝で北朝鮮に完敗し男女とも連覇を逃してしまった。

男子は「リオ五輪予選突破」が目標とはいえ、イラクに勝てず、韓国にも防戦一方では先が思いやられる。特にしばらくU-20W杯出場を逃している中、若手の国際経験のなさが心配だ。予選では「各チーム1名」などど言ってはいられない。協会とリーグは一体になり、勝ち点の補償も含め真剣に考えなければならない。

なでしこの方がまだ希望がある。今回何人かの「若手」は代表として定着可能だということが証明されたのではないか。しかし来年のカナダW杯で連覇を狙うには大儀見や熊谷など海外組がいなければ厳しいということも現実として突きつけられた。ベテラン依存が続くようでは「その先」はない。若手の奮起を期待する。

F.マリノスは今節サガンとのアウェー戦。小椋、齋藤の故障はあるが、俊輔が戻れそうなので、監督交代後苦しんでいるサガンには勝って、取りあえず残留圏内を確保して欲しいところだ。

読了:
「ソロモンの偽証」(3)(宮部みゆき)

  • いよいよ学校内裁判に向けた準備が始まった。まだまだ紆余曲折がありそうだ・・・
「競争戦略」(加藤俊彦)
  • 経営戦略の基本ロジックを明確にし、5フォースモデルを基にして業界構造を分析し大口顧客への依存度を下げる事、「買い手の買い手」のニーズまで把握する必要があることなど、、競争に勝つためにはどこに目をつけるべきかが明快に説かれている。新書ではあるが、内容が濃い一冊。(評価A)
「ハーバード流ソーシャルメディア・プラットフォーム戦略」(ミコワイ・ヤン・ピスコロスキ)
  • Facebook、Twitter、LinkdiInなどのソーシャルメディア自身は勿論、NikeやAmex、ハーバード・ビジネス・レビューなどの企業がソーシャルメディアを如何に自社の戦略に取り込んでいるかについて新たな分析フレームワークが提供されている。これまでの「リアル」の経営戦略をいかに進化させるべきか、一般企業にとっても有効な戦略論だ。タイトルがミスリーディングで本書の価値を下げているのが残念だ。(評価A)
購入:
「Thinkers 50 ストラテジー」(スチュアート・クレイナー、デス・ディアラブ)、「Thinkers 50 マネジメント」(スチュアート・クレイナー、デス・ディアラブ)、「熟断思考」(籠屋邦夫)

その他:
錦織圭の快進撃が続いている。マレーシアの優勝に続き、楽天ジャパンオープンでも決勝進出を決めた。臀部の痛みに耐えながらの闘いなので無理はして欲しくないが、ツアーファイナル出場への正念場なので、来週の上海マスターズまでは頑張って欲しい。

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