2014年12月14日日曜日

2014シーズン終了

アジアカップの日程と国立競技場の解体で異例の12月@日産スタジアム開催となった天皇杯決勝はガンバの3冠達成で終わった。途中モンテディオに押される場面もあったが、宇佐美とパトリックで3点取ってしっかり勝ちきった。かつてのようにボールを繋いでばかりでなく、パトリックへのにロングボールやカウンターで点を取れるところが強みになっている。

これで今シーズンは終了。年明けのアジアカップにもF.マリノスの選手は選ばれないだろうから、しっかり今年の反省をして来年につなげましょう。報道によると監督はモンベール氏でほぼ決まりだという。Under世代のフランス監督経験を持つ人だというので、伸び悩んでいる若手が育ち、ベテランと良い競争ができるようなチームにして欲しい。

読了:
「ビジネス意思決定」(大林厚臣)

  • 帯に書かれている通り、ビジネスに関わる意思決定理論が解説されている最新版のMBA教科書と言って良いだろう。ディシジョン・ツリー、ゲーム理論について考え方だけでなく使い方についても言及されている。最終章の八甲田山行軍とキューバ危機の事例を見ると、どのように応用されるべきか理解が進む。(評価A)

「Thinkers 50 イノベーション」、「Thinkers 50 リーダーシップ」(スチュアート・クレイナー、デス・ディアラブ)

  • 「Thinkers 50」シリーズの2冊。マネジメント、ストラテジーの2冊同様この2冊も、最新理論について多くの著者へのインタビューを通じ分かり易く解説されている。21世紀に入って以降あまり新理論が出ていないと感じたのも前2作の時と同様で、それだけ現実の経営が速いスピードで変化しているのだろう。(評価:ともにA)

「日本の論点2015-16」(大前研一)

  • プレジデント誌に連載されている記事の再録だが、近いテーマを纏めて読むと、毎度の事ながら著者のカバーする領域の広さと深さに驚かされる。現政権の危うさ、日本企業・社会の問題点を考えると、これも毎度の事ながら先細りの未来が見えて仕方ない。今回の選挙で何か変わるのか、それともこのままなのか?(評価A)
購入:
「国家経営の本質」(戸部良一、寺本義也、野中郁次郎 編著)、「反グローバリズムの克服」(八代尚宏)、「ケインズの逆襲 ハイエクの慧眼」(松尾匡)、「新・戦争論」(佐藤優、池上彰)

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