2014年12月21日日曜日

契約更新選手の発表始まる

F.マリノスの新監督がエリク・モンバエルツ氏(モンベールではなかった)に決まった。また、ラフィーニャとファビオを含む選手7名の契約更新が発表された。中町・藤本のような中堅、喜田・天野・北谷という若手、それぞれ新監督の下でどう機能するだろう。育成の実績がある監督ということなので、個人的にはこれまで不得手だった若手を使って成長させるという「戦略」を成功させてほしい。

俊輔がセルティック・パークに凱旋した。YouTubeで見たが、マンU戦のFKよりレンジャーズ戦のゴールが印象に残っているというコメントは地元で愛されるに相応しいものだった。現役の間ですでにレジェンドの一人として観客の大歓迎を受けている姿はF.マリノスサポーターとしては勿論日本人として誇らしく思う。「あの頃」のベストプレーを思い出して来シーズンに臨んでくれたら嬉しい。


読了:
「意思決定トレーニング」(印南一路)
  • 生まれてくる子供を含む家族に適した中古車を購入するという、どこにでもありそうな事例を基に、意思決定の手順とそのポイントが説かれている。先週読んだ「ビジネス意思決定」と比べるとアカデミックなところはないが、意思決定に必要な「キモ」は押えられている。日常における意思決定には有効な一冊。(評価A-)
「通訳日記」(矢野大輔)
  • ザッケローニ監督と日本代表の4年弱の歩みが、通訳だった著者の日記を通じて甦った。本書を読むと信念を貫き日本のサッカーを変えようとした監督に対し、選手は最後までどこか自信なく、半ば渋々従っていたように感じられた。途中までの過程を考えるとブラジル大会ではもっとやれたはずなのに、もったいなかったと改めて考えた。(評価A+)
「交渉は創造である」(マイケル・ウィーラ―)
  • 「ハーバード流交渉術」(Getting to Yes)のBATNAなどのコンセプトの問題点(交渉を静的にとらえ過ぎている事)を踏まえ、修正した理論となっている。自分の有利な立場を使いすぎない、トラブルは起きるものと覚悟すること、最悪のシナリオは複数用意すること、など実践で使える技が、実例と共に網羅されている。(評価A)
購入:
「その女アレックス」(ピエール・ルメートル)、「東京ブラックアウト」(若杉冽)



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