Dukeバスケットボールチームは先々週ノートルダム大に敗戦の後、それまで無敗だったバージニア大にアウェーで土をつけ、現地土曜日にはホームでノートルダム大に90対60の大差で雪辱を果たした。レギュラーシーズンも残り8試合。ここからは永遠のライバルUNCとの2戦くらいしかランキング上位校との戦いはないので、取りこぼすことなくバージニア大を追いかけて欲しい。
読了:
「カール教授のビジネス集中講義 経営戦略」(平野敦士カール)
- 戦略論の歴史、戦略的思考の解説から始まり、全社戦略・事業戦略・機能別戦略まで戦略論の「古典」から最新理論までをコンパクトに繙いている。かなりの参考図書は読了しているので新しい発見はなかったが、字引きとしては「経営戦略全史」よりコンパクトなので使いやすいかもしれない。(評価A)
「本質思考」(平井孝志)
- 著者は自らがMITで学んだシステムダイナミクスをベースに、思考のくせを自覚し、本質から考える習慣を身につけるべきと説く。先日も会社で感じたのだが、問題の裏返しで解決策を考えている事は確かに多い。「モデル」と「ダイナミズム」で本質を捉えるというフレームワーク、さらにレイヤーを考えるというフレームワークは日ごろから心掛ける必要がある。(評価A)
「第二次世界大戦 陰の主役」(ポール・ケネディ)
- 「大国の興亡」の著者であるケネディ教授が、第二次世界大戦における5つの戦略テーマ(輸送船団の保護、制空権の掌握、電撃戦への対応、上陸作戦、距離の克服)について連合国・枢軸国それぞれの対応がどのようなものだったか、最終的に連合国が勝利に至る道筋を丁寧に解説している。特に現場がどのように新兵器の機能を改善してきたかという他では見過ごされている視点を取り入れている点で、会社経営にも有効な一冊になっている。(評価A+)
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