2015年6月20日土曜日

W杯予選はいつもこんなもの!?アントラーズ戦

火曜日のW杯予選シンガポール戦はスコアレスドローに終わった。圧倒的に攻めていても点が取れずジリジリする。前回・前々回と全く同じ動きだったが、ただ一つ違ったのは、何が何でも勝つという執念の差だろうか・・・色々な人が指摘している事だが、サイドからの崩しの工夫がなく、本田と香川で中央突破ばかり狙ったこと、香川がディフェンスの間に入りギャップが作れていてもボランチ2人から縦に入らなかったこと、結局イラク戦と同じメンバーとなってやはり固定化されてしまったこと等々、結局ハリルホジッチになっても日本代表の悪癖は直っていなかったということだろう。今後の戦い方・選手起用を考え直す必要を迫られる結果となったのではないか。

F.マリノスは1stステージホーム最終戦のアントラーズ戦で2009年以来のホームでの勝利を狙ったが、0対3で完敗。6位に後退した。これで6試合負けなしもストップ。まだまだ課題が多いということを体感して最終節、更には2ndステージに向かってほしい。

読了:
「新しいグローバルビジネスの教科書」(山田英二)

  • グローバル化とは何かという解説から始まり、グローバルビジネスの変遷、更には今後日本企業が取るべき途は何かまで、まさに「教科書」と言える内容の1冊。「オープン化」、「モジュール化」が進む中で「閉じたクラスタ」で生きてきた日本企業が苦戦しているのはある意味必然でもある。GEのリバースエンジニアリングの取り組み、ヤクルトの「土着化」モデルなど学ぶべき先進事例から学ぶ企業が何社あるだろうか?(評価A)

「リーダーシップの名著を読む」(日本経済新聞社 編)

  • 取り上げられているのはコッタ―、D・カーネギー、S・コヴィーなどそうそうたるGuruによる名著11冊。10冊は読んでいたが、改めて識者の手による解説を読むとそれぞれのバリューを再認識する。逆にこれだけ様々な角度で議論できるほどリーダーシップをモノにするのが難しいという事だ。(評価A)

「新1分間リーダーシップ」(ケン・ブランチャード、パトリシア・ジガーミ、ドリア・ジガーミ)

  • 「1分間マネジャー」シリーズの最新刊。状況対応型リーダーシップⅡという理論の進化を踏まえ改訂されている。自分でも目標設定の際に言っているSMARTはかつてSpecific-Measurable-Attainable-Relevant-Time boundという5つだったが、MがMotivatingにTがTrackableに変わり、動機づけがより強調されているのが興味深かった。(評価A)

「リーダーシップの哲学」(一條和生)

  • 典型的な日本企業から外資系まで12名のリーダーへのインタビューで語られるそれぞれが歩んできたリーダーシップ・ジャーニー、それを踏まえて浮かび上がるのは、「あなたらしいリーダーシップ」を育まなければならないという一見当たり前な結論だ。しかし、12名のリーダーのストーリーを読むと、その意味が良く理解できる。知識創造論とリーダーシップ論を研究してきた著者ならではの「哲学書」だ。(評価A)
購入:
「21世紀の日本最強論」(文芸春秋編)、「世界に分断と対立を撒き散らす経済の罠」(ジョセフ・E・スティグリッツ)、「MBAビジネスデザイン」(早稲田大学ビジネススクール)、「文系の罠」(養老孟司)

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