という中でのガンバ戦。2点ビハインドから後半35分過ぎにアデミウソンのゴールで追い上げ、アディショナル・タイムに俊輔が直接FKから劇的なゴールを決めて追いついた。連敗は免れたが、2ndステージ3試合未勝利は3チームのみということで、厳しい状況は変わらない。次節はレッズの無敗記録を止めたサンフレッチェ戦。昨年までは相性の良かった相手なので、アウェーではあるが一泡吹かせてもらいたい。俊輔の得点がきっかけにあると信じよう!
読了:
「佐治敬三と開高健 最強の二人」(北康利)
- ドラマ「マッサン」でスポットライトがあたったウィスキー業界の王者サントリー。その2代目社長である佐治敬三氏と「スーパー平社員」開高健氏。二人のある意味肉親以上の関係が、サントリーの社史と共に描かれている。読んでいるうちに「やってみなはれ」、「断絶の決定の鎖」というサントリーの企業文化を語る言葉の意味について理解できる。やや鳥居信治郎の話が長いが、なぜ佐治家の養子となったのかを探る上ではやむを得ない所もある。(評価A)
「量子コンピューターが本当にすごい」(竹内薫 丸山篤史)
- 量子力学の原理を用いたコンピューターとはどのようなものか。本書は一方でコンピューターの歴史を繙き、他方で量子力学の進化を説明することで、その特徴を明らかにしている。チューリング、フォン・ノイマン、アインシュタイン、シュレディンガーなど多くの「天才」たちの研究成果が基になってついに実用化された量子コンピューターは、我々にどのようなメリットをもたらすのだろうか、と考えずにはいられなかった。(評価A)
「政治の眼力」(御厨貴)
- 第二次安倍政権の内外で存在感を示す政治家および引退した後もその言動が注目される「元」政治家まで、合計25人について、筆者ならではの切り口で評価している。ポスト安倍を狙うであろう自民党の面々だけでなく、連立パートの公明党や民主党などからも選ばれているのが面白い。小泉内閣以降の自民党首相は全員登場するのに、民主党の首相経験者3人が漏れている事自体も筆者の評価なのだろうか。(評価A)
「反資本主義の亡霊」(原田泰)
- 「資本主義は格差・貧困・戦争をもたらす」という反資本主義論の誤りを、歴史・統計などから丁寧に説いている。また、この流れでトマ・ピケティ「21世紀の資本」についても、資産格差にのみ着目している点で狭すぎる議論と反論を加えている。いわゆる「リフレ派」の立場での議論なので、反論もあるだろうが、アベノミクス以前と以降では間違いなく景気のトレンドが変わってきていることだけでも、筆者の立場は支持できる。(評価A)
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「リーン・スタートアップを駆使する企業」(トレヴァー・オーエンス、オービー・フェルナンデス)、「選択と捨象」(冨山和彦)、「宇宙を創るダークマター」(キャサリン・フリース)、「『昭和天皇実録』の謎を解く」(半藤一利、保坂正康、御厨貴、磯田道史)
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