ダイジェストで見た試合は、前半早い時間帯に谷口に決められ3試合ぶりに失点。その後俊輔のヘディングシュートなど惜しい場面もあったが得点できず後半に。後半は伊藤の見事なミドル同点弾のあと、俊輔のCKからファビオが決めて逆転、ロスタイムの猛攻をしのいで勝利。何とか3連勝を飾った。これで2ndステージは9位、通算順位も7位に再浮上してきた。次週は同じ3連勝中のレッズとホーム戦。各上との対戦を制し、連勝を伸ばして欲しい。久々(生観戦では4月のベルマーレ戦以来)に目の前で勝利を見せてくれ!
読了:
「最高知『古典』に学ぶ、成功の戦略」(江上剛)
- 「論語」や「孫子」は勿論、その他の中国古典から成功のための教訓を集めて解説した一冊。交渉術、リーダーシップ、社内処世術などヒントは古典に沢山存在していることを改めて確認できる。銀行員当時の著者の経験を交えている点はユニークだが、多くのこの種「解説本」との差別化が図れたかは疑問。(評価A-)
「権力の終焉」(モイセス・ナイム)
- 「マーク・ザッカ―バーグ主宰のブッククラブ第一回選出」という帯の文面に興味をそそられて購入。政治・戦争・企業・・・あちこちの世界で権力の交代が起きている。筆者は、それは単にパワー・シフトを意味するのではなく、権力がかつてのように強大なものではなくなっている事(=権力の劣化)を意味しているのだ、という。TPP交渉におけるニュージーランドの動きなどを見ると、政治・外交の世界では確かに権力の劣化が起こっていると考えるべきなのかもしれない。(評価A)
「出現する未来から導く」(C・オットー・シャーマー、カトリン・カウファー)
- 「U理論」の著者の新作。自然・労働・資本・技術・リーダーシップ・消費・調整・所有という各要素がどのように進化し、次にどこに向かうのかを考える必要があること。そのためには出現する未来を捉える必要がある、と著者は説く。ここで描かれている未来像は社会民主主義的、下手するとユートピア的に思われ、個人的にはしっくりこなかった。著者によると、過去に囚われているから、という事になるのだろうが・・・(評価B+)
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