2016年4月3日日曜日

俊輔・マルティノスそして飯倉(F.マリノス2-1ガンバ)

今節のJリーグ、ガンバ戦は花見ディナーから帰宅後前半15分から観戦。直後にアデミウソンに決められて今節もクリーンシートはならず。F.マリノスはカイケ・マルティノスともあまり機能しているように見えずジリジリとしていたが、そのマルちゃんが得たFKを俊輔が決めて同点に追いつく。その前に足場が滑って大きく枠を外していたというから、修正力の素晴らしさを讃えよう。
 後半マルティノスと齋藤のサイドを変えたあたりから攻撃が機能し始め、その学の突破からカイケがヘディングシュートを放つ。ガンバ宇佐美が負けじとシュートを放ち飯倉が防ぐと、そのCKからカウンターアタック、マルティノス→学→マルティノスとわたり、冷静に決めたマルちゃんが来日初ゴール!これで逃げ切りと思っていたが、今回もロスタイムに小林が宇佐美を倒しPKを献上してしまう。しかし遠藤のシュートを読み切った飯倉が弾きだして、ようやく決着。マリノスは3連勝を飾った。
 新外国人2人同時のデビューはリスクもあったと思うし、まだ連動した攻撃とまではいかなかったが、攻撃力アップの手応えが感じられた事で、次節ホームのレッズ戦が楽しみになってきた。今季日産スタジアムでの初白星を期待する!

読了:
「B面 昭和史1926年-1945年」(半藤一利)

  • 「昭和史」の著者である半藤氏が、いわゆる歴史本に描かれている政治・経済の動き(これをA面と呼ぶ)ではなく、その裏側で庶民はそうした出来事をどのように捉えていたのかを当時の新聞記事や(永井荷風らの)日記から繙いている。本書を読むと軍部の暴走はマスコミが煽り、庶民がそれを熱狂をもって受け入れてきた面があること、ひいては「空気」に左右される日本人には今後もポピュリズムを無批判に受け入れる大きなリスクがあることなどを考えさせられた。(評価A)

「中東複合危機から第三次世界大戦へ」(山内昌之)

  • シリア内戦、ISの台頭、イランとサウジアラビアの関係悪化、もうひとつのイスラム大国であるトルコの実情、さらにはこれらの事態に対する米欧・ロシアの思惑。本書を読むとこれらが複雑に絡まっている(Interlinkしている)事が良く理解できる。イスラムの教え自体についても分かり易く解説されているので、報道の裏を読むのに必要な知識を得られた。最近またクローズアップされている地政学の入門書的な要素もある。(評価A+)

0 件のコメント: