2016年5月15日日曜日

アントラーズ戦は今回も完封負け

F.マリノスは今節苦手中の苦手アントラーズとの対戦。ケガから回復したマルティノスが先発に戻った一方、ファビオが負傷、喜田が出場停止ということで栗原が中澤とCBを組みパク・ジョンスがボランチに入った。
 試合はアントラーズペースで始まり、9分にFKから金崎に決められあっという間に失点してしまう。その後前半20分過ぎまでは全く攻撃ができなかったが、齋藤の初シュートで流れが変わる。そこからはほぼ互角の試合ができたが得点には至らず前半終了。後半は齋藤とマルティノスからチャンスを数多くつくり一方的に攻め込む状況だったが、惜しいシュートはあったものの最後までゴールはならず、ここ5試合で4敗目を喫した。
 これでアントラーズには6連敗となったが、ホームでヴァンフォーレ相手に二度追いつかれた前節よりは希望が持てる内容だったと思うのは私だけだろうか?懸案の守備で栗原もパクも使える事が分かったのは収穫だ。特に喜田がU-23で不在になる期間、パクが穴を埋められる目途が立ったのではないだろうか。攻撃面ではマルちゃんも齋藤も好調で、問題はフィニッシュだけなので、今は(いつかドバっと出るという)ケチャップ理論を信じよう。ミッドウィークのカップ戦(アビスパ戦)を挟み次節ヴィッセルとのアウェーでは久々の白星が挙げられると信じる。

三菱自動車が事実上日産自動車の傘下入りすることが決定した。これによりレッズが間接的に日産の影響を受けることになることになり、Jリーグの規定上問題になってくる。日産の三菱自動車株保有割合34%(1/3超)というのは会社法の観点で結構意味のある重たい比率なので、Jリーグとしてスルーはできないだろう。「お荷物」の自動車を救ってもらうのだから、他の三菱グループ企業が株を買い取って肩代わりするのがベストだと思うが、それほどの余裕のある企業があるだろうか?経緯を注視したい。

読了:
「スーパーボス」(シドニー・フィンケルシュタイン)

  • 自らハードワーカーで、部下への要求も半端ない。しかし何故か部下たちからは慕われ、そうした部下から多くのタレントを輩出する。著者の描く「スーパー」な上司のイメージだ。マイルス・デイビス、ラルフ・ローレン、ロバート・ノイス、ラリー・エリソンのような著名なボスを含む18名の「スーパー」なボスはどこが違うのかが説かれている。本論とはズレるが、面白かったのは、次期アメリカ大統領候補の2人が対照的に描かれていること。ヒラリー・クリントンはスーパーボスの資質があるとされ、ドナルド・トランプは対照的に自意識過剰で横柄な「ボス然としたボス」とされている。どちらが次期大統領に相応しいか、ボスとしての適性では勝敗が明らかなようだ。(評価A)

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