2016年5月22日日曜日

カップ戦&リーグ戦連勝!悪い流れは断ち切れた!!

ミッドウィークのナビスコ杯アビスパ戦は世代別代表の5名が不在の一方、中島が戦列復帰を果たした。前半は毎度のパターン。押し込むが仲川のシュートがクロスバーに当たるなどしてゴールならず、逆に31分に失点してしまう。それでも後半齋藤を投入し攻勢を強め、兵藤のPK、アディショナルタイムの伊藤のゴラッソで公式戦6試合ぶりの勝利を勝ち取った。勝利はめでたいが、TV解説の清水氏が言っていたように、仲川はじめ若手(+カイケ)がゴールを挙げられなかったところはなお課題だ。

そして1stステージ12節、アウェーのヴィッセル戦。アントラーズ戦で負傷した飯倉に代わり榎本が入った以外前節と同じスタメンで試合開始。ハイライトでしか見られなかったが、前半俊輔のFKから栗原のヘディングで挙げた1点を守りきりリーグ戦6試合ぶりの勝利、しかもリーグ戦では今シーズン初めての完封勝利となった。栗原の得点が初めてのシュートで、試合を通じてもシュートは5本のみという状況でも1対0で勝ちきれた意義は大きい。まだまだ課題はあるが、勝利は何よりの良薬。アビスパ戦とヴィッセル戦の2試合で何とか悪い流れが断ち切れたのではないか。水曜日ナビスコ杯のアルビレックス戦、日曜日レイソルとのリーグ戦と相性は決して良くない2チームとの試合になるが、どちらも今後の方向を決める重要な戦いになる。是非連勝でナビスコ杯準々決勝進出圏内への浮上、そして日産スタジアムでの今季初勝利を果たして欲しい。

読了:
「世界のエリートが学ぶ マクロ経済入門」(デヴィッド・モス)

  • HBS教授である著者が経済学を学んだことのない読者(MBA入学者が念頭にあるようだ)を対象に、産出高(GDPの算出)、貨幣、期待という経済を考える上の3要素から始まり、これらが現実の経済を考える時にどう関わってくるかまで丁寧に解説している。コンパクトな入門書だ。あまり専門用語を用いていないこともあるのか、タイトルが「マクロ経済」入門になっていないところが味噌。(評価A)
「夢幻花」(東野圭吾)
  • 久々に東野作品を読んだ。幻の花が開花し、それを育てた一人の老人が殺害される。そして第一発見者の孫娘が協力者と事件の謎に迫っていく。この協力者の家族設定など無理があるところはあるが、いつもの通り科学的な知識を背景に、いくつも伏線が張り巡らされているのが著者らしい。更に、見方によっては主人公の青春小説と捉える事もできる。(評価A)
「政治家の見極め方」(御厨貴)
  • 著者がオーラル・ヒストリーのインタビューや「時事放談」を通して感じた「20世紀の」政治家と、小泉政権以降「小粒化」した政治家を対比しながら、政治家論という観点から現在の政治状況を解説している。著者が挙げた「ゲーム」、「コストパフォーマンス」、「等身大化」というポイントは、今の政治家を見ていると「なるほど」と納得できる。(評価A)
購入:
「硝子の太陽Rouge」(誉田哲也)

その他:
また一人全米トップクラスのプレーヤーが来シーズンDuke Basketball Teamに加わることになった。これでClass of 2016上位20名のうち4名がメンバーとなることが決まった。A. Jefferson、M. Jones、G. Allenといった上級生も戻ってくるので、この2年間6名とか7名でやりくりしていた(それでも昨年は全米チャンピオン、今年はSweet 16まで行けた)チーム状況と様変わりするだろう。来シーズンの期待が益々高まった。

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