2017年1月4日水曜日

「エルゴラッソ総集編 横浜F・マリノス365」を読んで・・・

新たな年を迎え、まだ何のアナウンスもされない中、エルゴラ総集編をじっくりと読んだ。スタジアム観戦した試合を、数か月しか経っていないのに懐かしく思い出したが、同時に昨年のF・マリノスは客観的にみるとタイトルを狙える状況ではなかったことを今更ながら再確認した。

何と言ってもケガ人が多すぎた。2ndステージ終盤では2種登録の選手をベンチ入りさせざるを得ない状況に陥ったほどで、元気な選手であっても大変だっただろうことが伺えた。こうしたケガ人の発生とマリノスタウンからの撤退にはやはり因果関係があったのだろう。

そんな中で若手が実戦デビューを果たし、経験を積んだことは一定評価できる。特にリーグ戦終了後、ミニキャンプを経て迎えた天皇杯の2試合は来シーズンに向けて可能性を感じることができた。ただ、以前書いたようにアントラーズとの差は明らかであり、今現在報道されている補強状況を見ると、その差が更に広がることを懸念する。また、アントラーズ同様マリノスが昨シーズン勝てなかったレッズ・FC東京・フロンターレも積極的な補強を行っており、これらチームに勝つには正直まだまだ力不足だと感じる。明日以降新体制発表会までの10日間、選手の移籍情報など多くのサプライズが危惧される中、それでもマリノスが来シーズン上位に食い込むために最低限必要なのは、天野・富樫・前田・遠藤・パク・新井といった今年出場機会を増やしたメンバーがベテランに迫り・追い越し、主力として文句のない働きをすることだ。彼らの奮起に期待する。

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