2009年4月5日日曜日

パスポート

5月でパスポートの期限が切れるため、1日に申請した。受け取りは日曜日にできるので久々中華街にでも寄ってみたい。

読了:
「シナジー・マーケティング」(D.A.アーカー)
  • 「サイロを如何に打ち破って効果的なマーケティングを行うか」というある意味古典的な課題に対するアーカーの解答といった感じの本。ただ、これが答えと断定するのではなく、企業の実情に合わせてCMOがとるべき戦略を網羅しているだけのように思われる。逆にそれほど難しい課題という事なのかも。

「天下人を育てた参謀の知略」(百瀬明治)

  • 大河ドラマの主役である直江兼続をはじめとする参謀たちが、如何に大名に影響を与えたかが理解できた。その中でも兼続だけは「御盛り役」ではなく、年上の主人に影響を与えたという点で特筆すべき能力の持ち主と言えるのかもしれない。

「戦略キャンプ」(松山雅樹、森田元、田中宏明、佐藤俊行)

  • 課題解決のための「戦略キャンプ」の意義・進め方がケースに沿って解説されている。ファシリテーションの方法など参考になる点が多かったので、キャンプではないが、戦略会議の際などに実践したいと思う。本当は当社もこのくらい時間と労力をかけるべきなのであろうが・・・

「ストロベリーナイト」(誉田哲也)

  • 猟奇的連続殺人事件を追う女性刑事とそれを取り巻くメンバーが生き生きしているのが面白かった。シリーズ化されたのもうなずける。ただ、東大法学部→キャリア官僚のキャラクターが、いかにも「大衆受け」するステレオタイプで描かれているのは、東大法OBとしては「ちょっとなー」というところ。同じ著者の「ジウ」を読もうか迷っている。

「諜報的生活の技術」(佐藤優)

  • 佐藤氏の著作としては、本人のいうように「世俗化」されたもの。しかし、知的水準は高い。第二章以降の鈴木宗男氏、アントニオ猪木氏らとの対談が特に良い。

「中村俊輔 スコットランドからの喝采」(マーティン・グレイグ)4/1購入

  • 日本のサッカー選手について、外国のジャーナリストが書いた本というのは初めてでは?レッジーナ以降の俊輔がどのうような成長の軌跡を辿ったかがスコットランド人の目で書かれている。マンU戦のフリーキックがどれほどのインパクトを残したかなどは勿論だが、レッジーナやセルティックが俊輔の入団を契機に経営革新し、成長軌道に乗っているというのが非常に興味深い。球団経営にスターの存在がもたらす影響を示した本という観点から見るのも一興。

購入:

「昭和史」(半藤一利)、「世界の知で創る」(野中郁次郎、徳岡晃一郎)

その他:

マリノスはどん底。俊輔が帰ってきてくれるのを待つしかないか?一方バルサはFIFAウィルス(こんなのあるんだと今朝初めて知った。でも言いえて妙)にも罹らず勝利。明日レアルはどうかな?

0 件のコメント: